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茨城いすゞ自動車がつくば自動車大学校に実習教材車両寄贈

  • 2025年5月26日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 茨城いすゞ自動車(水戸市五軒町)が5月19日、専門学校つくば自動車大学校(つくば市柴崎)に実習教材車両として小型トラック「いすゞエルフ」2台を寄贈した。(つくば経済新聞)

 寄贈された小型トラック「いすゞエルフ」

 この日行われた寄贈式には両社の幹部と学生14人が参加。同社会長兼社長の豊崎繁(崎は立つ崎が正式表記)さんは「次代を担う整備士の育成に少しでも力添えができればと考え、今回の寄贈を企画した」とあいさつ。「研修で使っていた車両を実習教材として寄贈させていただく。1世代前のトラックだが、基本的なエンジンやミッションに大きな変更はなく、整備の基礎を学ぶ良い教材になる」と説明した。

 豊崎さんは「自動車業界はEV化など大きな転換期を迎えている」という話題にも触れ、「次世代を担う整備士には幅広い知識と対応力が求められる。この車両を通して深い学びを得て、将来業界を支える人材になってほしい」と期待を寄せた。

 専門学校つくば自動車大学校の細野晃一校長は「国内外で定評のあるいすゞ自動車から車両を寄贈いただき、大変貴重な教材となる。大切に使わせていただく」と感謝の意を表した。「実家が農業を営んでおり、幼い頃からいすゞのトラックがあった。父は『いすゞは最高だ。壊れないエンジンが粘る』と言っていた」とエピソードも披露した。

 同校一級自動車整備士科3年の田上涼介さんは「学校にあるトラックは古い車種が多いため、比較的新しい車両の構造を学べる。ブレーキ分解や制動力テストなどの実習で活用し、より高い技術を身に付けたい」と話す。

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