「宮本溶接塾」第10期開講 中学生から技能向上目指す職人まで11人受講

  • 2025年5月1日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 製造業への人材供給や、ものづくり文化の普及に取り組む「宮本溶接塾」(江戸川区西一之江4)が4月26日に第10期を開講した。(江戸川経済新聞)

 安全講習を行う宮本卓塾長

 10年間で1000人の卒業生輩出を目標に掲げる同塾。今期は、溶接技術の習得を目指す中学生から技能向上を目指す職人まで11人の生徒が集まった。
 同塾で溶接技術を習得することで、バイクや自転車の修理、家具の自作など、DIYにも応用できるスキルが身につくという。

 超小型人工衛星の製造にも関わる同塾代表の宮本卓さんは「製造業の現場で不足する溶接職人の育成に貢献するとともに、個々が自立し、柔軟な働き方を選択できる支援も行いたい。子どもたちや非製造業分野の人々に対しても、ものづくりの魅力を伝える場を提供したい」と話す。

 同塾では、先端技術やデータ活用を取り入れた教育カリキュラムを導入し、「従来の技術に最新の手法を融合させ、新しい時代の溶接技術の普及にも取り組む」という。

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