味の素の社員さんが焼いた美しすぎる羽根つき餃子!
だれが焼いても羽根がパリパリの餃子がキレイに焼ける、味の素の冷凍食品「AJINOMOTO® ギョーザ」。フライパンからお皿にひっくり返す、あの瞬間がわくわくしますよね!
そんな味の素冷凍食品株式会社から、先日編集部宛に一通の案内が届きました。
「AJINOMOTO® ギョーザ」焼き体験会のご案内
なんでも、フライパンへの「ギョーザ」の張りつきをさらに改善したので、こびりつきやすいフライパンでぜひ試してほしい、というのです!
なにそれ、おもしろそう! と興味津々で参加してみたところ、2月に発売されたリニューアル商品が、並々ならぬ企業努力の末に完成した「ギョーザ」だということをひしひしと感じることができる体験会だったので、そのもようをレポートします!
こびりつきの検証は1件のポストから始まった
「AJINOMOTO® ギョーザ」は、みなさんもご存知の通り、油も水も使わずにそのままフライパンに並べて焼くだけでパリパリの羽根つき餃子が焼ける大人気商品。
史上最高キレイに焼ける! 2025年2月にリニューアルした「AJINOMOTO BRANDギョーザ」 / 画像提供:味の素冷凍食品株式会社
ところが2023年のある日、Xにこんなひと言が投稿されます。
「油いらないって!! 書いてたじゃん!!! 嘘つき!!!」
画像とともに投稿された1件のこのポスト。これに対する味の素の返答が当時「神対応!」と話題となりました。
「このたび調理にご使用いただきましたフライパンを、着払いにてご提供いただけないでしょうか? 焦げ付いてしまうフライパンの状態を確認させていただき、研究・開発に活用させていただきたく考えております」
これをきっかけに、こびりつくフライパンを検証するプロジェクト「冷凍餃子 フライパンチャレンジ」が始動。ここから味の素とこびりつくフライパンの戦いが始まります!
3500個以上のこびりつくフライパンを研究
そもそも餃子がフライパンにこびりつく原因は、餃子の皮に含まれるでんぷんやたんぱく質が加熱によって凝固するから。そのこびりつきを防ぐ技術には自信を持っていた味の素でしたが、それでもこびりつきが発生してしまうのはなぜなのか。
「冷凍餃子 フライパンチャレンジ」では、全国の消費者から3500個以上もの”こびりつくフライパン”が集められ、約1年半をかけてその原因を検証したといいます。
「冷凍餃子 フライパンチャレンジ」で全国の消費者から集められたこびりつくフライパン / 画像提供:味の素冷凍食品株式会社
その結果、フライパンと餃子の間にできる油膜の成分を変えることで、「ギョーザが12個完全に張りついてしまうフライパン」のうち、9割以上のフライパンで改善効果が確認できるまでに! 2月に発売されたリニューアル商品の裏側には、メーカーのこんな努力があったんですね。すごい!
※ちなみにこのフライパンチャレンジで集まったフライパンたちは、「冷凍餃子フライパンチャレンジから生まれたフライパン」として再生し、2025年3月から「4w1hオンラインショップ」や「生活雑貨専門店」などで販売されるそうです。
いざ、ギョーザ焼き体験会へ!
開発の背景を知り、「ギョーザ焼き体験会」がますます楽しみに!
当日、会場にはリニューアルした「AJINOMOTO® ギョーザ」と、使い込まれたいかにもこびりつきそうなフライパンが用意されていました。
焼き上がった完成品を盛りつけるのは、「GOAL 餃子」と書かれたこの大皿。ここはひとつ、華麗なゴールを決めたいものです!
餃子を盛りつける大皿。「GOAL」の文字にやる気もMAX!
果たして本当にこびりつかずに、キレイにはがれるのか!? いざ、体験開始です!
凍ったままの「ギョーザ」をフライパンに並べ、ふたをして中火で約5分蒸し焼きに。
水・油を入れずに、ふたをして中火で5分蒸し焼きに
5分経ったらふたを取り、羽全体に焼き色がつくまで調整しながら焼いていきます。作り方の工程はこれだけ。「AJINOMOTO® ギョーザ」には散々お世話になってきましたが、改めて「時短簡単」の冷凍ギョーザのありがたさが身にしみます。
5分たったら、ふたを開けて水分を飛ばして
羽根全体に焼き色がついたらできあがり
いい感じの色になったところで、いよいよお皿へ。 緊張の瞬間です…!
餃子の上にお皿のせてそのままひっくり返すとキレイに盛りつけられる
ジャーン! お皿に移す際に微妙に失敗してしまいましたが…全部キレイにはがれました!
編集部のギョーザは盛り付けに若干失敗…! でもフライパンからはキレイにはがすことができた
ちなみに味の素の社員の方が焼いた餃子がこちら。ここまでキレイに羽根ができると気持ちがいいですね!
味の素の社員さんが焼いた美しすぎる羽根つき餃子!
餃子をよりおいしく焼くコツは、蒸らしている間はふたはあけないこと。そして焼きムラがある場合はフライパンを回しながら焼き色をつけること、フライパンの真ん中にも餃子を置くと全体的にきれいな羽根ができるそうです(体験会で同じ席になった「焼き餃子協会」の代表が教えてくれました)。
進化した「AJINOMOTO® ギョーザ」を、家にある使い古したフライパンで焼いてみたくなった方も多いのではないでしょうか!
2月から全国で発売されているリニューアル商品は、「AJINOMOTO」のブランドロゴが大きく入ったこちらのパッケージ。みなさんもぜひおうちで試してみてくださいね!
史上最高キレイに焼ける! 2025年2月にリニューアルした「AJINOMOTO BRANDギョーザ」 / 画像提供:味の素冷凍食品株式会社
文=斉藤久美子