気がつくと散らかっている家の中の紙もの。必要なものが埋もれて、欲しいときにパッと見つからないのはストレスですよね。そこで、とにかく"めんどくさがり"というakiさんが、手間ゼロで片づく整理のコツを伝授! 紙ものでイライラすることから一生解放されます!
教えてくれたのは▷akiさん
片づけられない、めんどくさがりやという性格を武器にし、「1歩も動かない」「秒でできる」家事や片づけを実践、紹介。Instagramのフォロワーは33.5万人(2024年3月4日現在)。著書に『1秒片づけ』(学研プラス)など。Instagram@shiroiro.home
紙もの整理は一度整えれば一生ラクが続きます!
DMや公共料金の明細、子どもの学校のプリントなど、毎日のように家に届く紙もの。「家の中で一番散らかるのが、紙もの=書類だと思っています」とakiさん。だからこそ、一度、書類整理のシステムを整えてしまえば、家が散らかる原因が減り、その後もイライラすることなく、ずっとラクができるといいます。
「システムを作る最初の作業は正直面倒ですが、これで一生ラクになると思えばやる価値は大いにあります。どのコツも、めんどくさがりな私が続けられるように考えているので、きっと誰にでも簡単にできるはず。ふだん紙ものを扱うときに、少しでも『手間だな』『ストレスだな』と感じていたら、ぜひ試してみてください」
【基本1】1年以内に「動く書類」と「動かない書類」で置き場所を変える!
まず、書類は1カ所にまとめて収納するのではなく、確認をする頻度によって、場所を変えるのがポイント。1年以内に確認や出し入れがあるお便りや明細書など、「動く書類」は、リビングで一番確認しやすい場所に。取扱説明書や保証書など、ほとんど確認の必要がない「動かない書類」は、2階などの奥に収納します。
動く書類
お便り、明細書などはリビングに
動かない書類
保証書、取扱説明書などは奥の収納に
【基本2】カテゴリーを決めてファイルを見やすくラベリングする
初めに、「生活」「保険」「学校」と、大きいカテゴリーを決めます。
次に、「生活」の書類であれば、健康診断、町内会などに分け、それぞれ種類別にファイルを作り、さらに人名、生活行事名などで項目を分けて。ラベルはずらして貼ったり、「学校」の書類はブルーなどと、色分けしたりすると、格段に探しやすくなります。
大きなカテゴリーを決めてさらに細かいカテゴリーで分けると0秒で探せる!
・この特集は書籍『手間がゼロになる家事ワザ250』の内容を再構成しています。
・掲載している商品は現在お取り扱いしていない場合や、店舗によって在庫がない場合もあります。
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まず、「動く書類」と「動かない書類」の場所を分けて管理し、カテゴリーを決めてファイルを見やすくラベリングすることで、取り出したい時にパッと出せるようになりますね。
撮影/aki 編集協力/鈴出智里
文=徳永陽子