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「やらない選択」も時には大事!子育てとの両立がむずかしい在宅ワークって?

  • 2023年12月6日
  • レタスクラブニュース


子どもとの時間を優先しやすいと人気の在宅ワーク。実は驚くほどさまざまな職種があります。

興味があるものの、いざ始めようとしてもどんな職種に挑戦しようか迷ってしまいますよね。業務内容によっては子育てとの両立が難しいお仕事もあるようです。

今回は、2歳の娘さんを育てながら在宅フリーランスとして働くおこめさん (@ocome_1717)に、子育てとの両立がむずかしい在宅ワークのお仕事をお聞きしました。

*  *  *

私は2年前、夫の転勤を機に退職を余儀なくされ、妊娠中に在宅ワークを開始しました。現在はディレクション業をしながら、在宅ワークをがんばる女性が250名ほど在籍するオンラインコミュニティ『ウィズママ』を主宰しています。

在宅ワークで安定した収入を得ながら、娘との時間もしっかり確保できており、「子育て世代にとって理想的な働き方!」と言っていただけることも。

しかし実際はバタバタの毎日。子どもの発熱などで仕事の予定が狂う日もしょっちゅうです。だからこそ、臨機応変に対応できる仕事選びを意識しています。

在宅ワーク3年目、子育て中の私が「あえて選ばない」お仕事を4つ紹介します!

■1.休日や夜間対応が求められる仕事
「家族との時間を優先すること」が在宅ワークをするうえでのマイルール。そのため、土日や夜の対応が必須なお仕事は、なるべく選ばないようにしています。

たとえば、土日に定例会議を行うお客さまや、遅い時間の対応が必要なお仕事は条件が良くてもお断りすることも。

その代わり、記事執筆やデザイン作成など、納期までに自分のペースで対応できるお仕事を選ぶようにしています。特に自宅保育をしていた頃は、子どものお昼寝中や授乳の合間などに少しずつ進められたのでありがたかったですね。


■2.即対応がかならず必要な仕事
「今すぐ対応をお願いします!」というお仕事も避けています。

・電話対応が多いお仕事
・納期が短い案件
・関わる方がとても多い案件

などは、その場ですぐに対応しなければ、他の人の作業を止めてしまう可能性があります。うちの娘はよく熱を出し突発的に休むことも多いので、現在はこのようなお仕事は請けていません。

納期に余裕があったりチーム内で助け合えるお仕事であれば、比較的余裕をもって対応できるため、子育て世代は働きやすいと思います!


■3.業務量が多すぎる仕事
業務量が多いお仕事も、在宅ワークを始めたての頃は避けていました。

「記事を数十本まとめて書いて欲しい」というライターの仕事もあり、自分の時間を自由に使えるなら「たくさん案件をゲットできるなんてラッキー!」と飛びついていたかもしれません。

ですが子育て中だと、急な予定変更で迷惑をかけてしまう可能性も。無理して大量案件を担当するより確実にこなせる量を丁寧に納品し、信頼関係を築くほうが大切だと考えました。

お仕事にも慣れ、子育てのリズムも掴めた今は、納期に余裕がある大型案件にも挑戦しています!


■4.働き方が合わないお客さまとのお仕事
育児と仕事を両立しようとすると、こちらの都合でお客さまにお願いごとをする場面もどうしても発生します。たとえば私の場合、お迎えやお世話の都合上17時~20時頃のミーティングはほぼむずかしく、他時間帯の調整をお願いせざるを得ません。

「こちらの予定にかならず合わせてほしい!」
「連絡がつかない時間帯があるのは困ってしまう」

というお客さまとお仕事をすると、お互い疲弊してしまうでしょう。対応できない時間をあらかじめ伝えたり、早めに納期の相談をしたりと、お互いに気持ちよくお仕事できる努力をしています。


初めから育児と仕事のバランスをしっかりとるのはむずかしいかもしれません。私も在宅フリーランスとしてさまざまな職種を経験し、ライフスタイルバランスに悩みながらようやく現在のスタイルにたどり着きました。

*  *  *

おこめさん、ありがとうございます!
子育て世代はどうしても、お子さんの体調不良による急な予定変更は避けられませんよね。
でも、自分で仕事を選択したり、お互いに気持ちよく仕事をするための方法を模索することで、子育てと両立されているのですね。

在宅ワークのお仕事選びで迷うときは「子育てと両立しやすいかどうか」という軸も意識すると、ご自身に合った働き方が見つかるかもしれません。



▶プロフィール
おこめ


「子ども時間を大切にする働き方」をテーマに在宅ワークのコツを発信している、2歳女の子のママ。約300名の在宅ワークを目指すママが集うコミュニティ「ウィズママ」を主宰。




文=YY

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