ブロッコリーの旬が到来。そんな今だからこそ試したい、ブロッコリー農家秘伝の最高においしいブロッコリーの食べ方を教えます!
ブロッコリーのビタミンCはレモン以上、葉酸やタンパク質にミネラルも含む「最強の健康食材」。ブロッコリーをたくさん使ったレシピの数々は、美容を気にする人、幼児食や介護食、また筋トレ民、ダイエッターなど、あらゆる健康志向の人におすすめです。
そんなブロッコリーを主力とする安井ファーム(@yasuifarm)さんが紹介するのは、ブロッコリーが好きな人も苦手な人もたっぷり食べられるメニュー。とっておきのレシピを参考に、良きブロッコリーライフをお楽しみください!
ブロッコリーの麺つゆ漬け揚げ
■サクッ、のちジュワッ。伝説のバズったレシピ
「家族の祝いの席で食べた鶏の唐揚げに着想を得た、個人的に思い出深い一品。麺つゆの旨みを存分に堪能できるその味と、ブロッコリーがブロッコリーであることを忘れさせる斬新な食感は『1株が一瞬で消える』『ブロッコリーがニガテでも食べられた』とSNSで大反響。安井ファーム伝家の宝刀です」
SNSでの閲覧数が1300万回(2022年2月時点)!というまさにバズったレシピをぜひ!
◆材料 2人分
ブロッコリー …… 1/2株(房のみ/100g)
A
麺つゆ(3倍濃縮) …… 大さじ5
水 …… 大さじ5
片栗粉 …… 1/2カップ
揚げ油 …… 適量
◆作り方
1 バットにAを混ぜる。ブロッコリーは小房にわけ、加熱する(電子レンジ使用の場合は下記参照)。熱いうちにAに加え、20分ほど漬ける。
2 1の汁けを軽くきってポリ袋に入れる。片栗粉を加え、ブロッコリー全体にしっかりとまぶす。
3 深めのフライパンに揚げ油を2cmほど注いで170℃に熱し、2を入れる。ときどき返しながら2分~2分30秒揚げ、油をきる。
【POINT 01】
ブロッコリーを加熱したら、熱いうちに調味液にすぐに浸す。こうすることで、房に味がよくしみ込む。
【POINT 02】
ポリ袋に入れる前、汁けは軽くトントンと落とせばOK。汁けを落としすぎると、片栗粉がつきにくくなる。
ブロッコリーの加熱の仕方
1 なるべく均等な大きさになるように小房にわける。※洗ったときの水分はふきとらず、そのまま残す。
2 ポリ袋(電子レンジ対応のもの)に入れ、袋の口をふわっとねじる。
3 耐熱皿にのせて、電子レンジ(600W)で加熱する。加熱時間の目安は小房1株分(200g)で約2分30秒。加熱時間はレンジの性能や好みの固さによって、適宜調整する。茎と房とはわけて加熱する。
4 ヤケドに注意をして袋をあけて、そのまま冷ます。冷蔵保存で2~3日を目安に、加熱後はできるだけ早く食べる。
「皆さまのよきブロッコリーライフの一助となれば幸いです!」
作=安井ファーム(@yasuifarm)、撮影=井上直哉(目黒スタジオ)
【著者プロフィール】
安井ファーム
農業法人「有限会社安井ファーム」の公式X(旧Twitter)アカウント(@yasuifarm)の中の人。ブロッコリーの知識やレシピ、テクニックを発信。会社の知名度向上とブロッコリーの消費拡大を掲げて、日々ブロッコリー情報を発信。令和元年度 農林水産祭にて「内閣総理大臣賞」受賞し、令和の大嘗祭において明治神宮にも自社のブロッコリーが奉納された実績をもつ。Global G.A.P.認証取得。
※本記事は安井ファーム(@yasuifarm)著の書籍『日本一バズる農家の健康ブロッコリーレシピ』から一部抜粋・編集しました。