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失敗知らずなアサリの砂抜き方法/料理の「秘」常識

  • 2022年10月13日
  • レタスクラブニュース




「料理の仕上がりが何だかいまひとつ…どうして!?」料理をする誰もが経験する「あるある」ですよね? そんな時の原因は、意外と抜け落ちている料理の「基本のき」ということも。なんとなく作れるようになっている料理は、あえて作り方を調べたりはしないと思いますが、食材の下ごしらえの仕方や、焼き方、ゆで方…あらゆる工程で「キモ」というポイントが存在します。
実際、料理番組で料理研究家が話す何気ない一言に「今までのやり方は間違ってたの!?」なんて驚いたことがある方もいるのではないでしょうか?
そこで今回はホームライフ取材班による、そんな料理の「秘」常識ともいえる家事ハックをご紹介しましょう。機会がなければ表立っては教えてもらえない、料理の常識は意外と多いようです。知っておくだけで料理の出来栄えがぐっと良くなりますよ!

※本記事は ホームライフ取材班 編集の書籍『ゆで卵の殻をツルッとむく方法』から一部抜粋・編集しました


上の貝が吐いた砂を、下の貝が吸い込んでしまう


アサリは砂浜に棲息する貝なので、殻の中に細かい砂が入っていることが多い。潮干狩りで獲ってきた場合はもちろん、スーパーでパック入りを買ったときも、調理する前に砂抜きをしなければならない。

この砂抜きに失敗するケースは少なくないようだ。手順そのものはそう難しくはない。塩分3%ほどの海水くらいの塩水を作り、これにアサリを入れて、新聞紙などをかぶせて薄暗くし、1時間程度おいておく。この間、アサリが呼吸するときに殻の中から砂が吐き出され、砂抜きが無事完了するというわけだ。

にもかかわらず、いつも砂が残っている。こういった場合、最もよく見られる間違いが、丸いボウルで砂抜きをしていることだ。ボウルは底の平らな面が少ないので、どうしてもアサリが重なりがちになる。

こうした状態で砂抜きをすると、上の貝が吐いた砂を下の貝が吸い込みやすいのだ。その結果、十分砂抜きをしたつもりでも、何割かの貝では成功していないということになってしまう。

アサリの砂抜きはボウルではなく、底の平らな大きめのプラスチック製の食品保存容器やバットを使うようにしよう。これで、砂抜きが成功する確率はずっと高くなる。

適当な大きさの容器などがない場合は、ボウルの上にザルを重ねるといい。こうすれば、アサリが吐いた砂がザルの網目から下にこぼれ落ちるので、再び吸い込みにくくなる。





著=ホームライフ取材班/『ゆで卵の殻をツルッとむく方法』(青春出版社)







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