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この春こそベランピングデビュー! 手軽にできちゃう燻製でおうち飲みを楽しもう♪

  • 2022年3月28日
  • レタスクラブニュース


春爛漫! 外遊びが楽しい季節ですね。
ここ数年でライフスタイルが変わったという人も多いと思いますが、わが家も例にもれず。お出かけ先も、イベント施設やお買い物から、自然がいっぱいのキャンプ場や磯遊びへとシフトしつつあります。

そんななか、遅ればせながら最近気になりつつあるのが「ベランピング」。
ベランピングとは、「ベランダ」と「グランピング(グラマラス+キャンピング)」の組み合わせから生まれた言葉です。自宅のベランダや庭にアウトドア空間を作り上げてキャンプ気分を楽しむことを指し、遠出せずに誰でも気軽にできることから近年人気が高まっています。

でも、キャンプについて学べる本やサイトは数あれど、ベランピングのハウツー情報はあまり見つからず…。どんなことに気をつけるべき? もっと楽しむためのコツやアイテムは? そんなさまざまな「?」を解消できそうな「ベランピング」セミナーが行われると聞いて、さっそく行ってきました!

都心に...森!? 自然を感じるカフェで開催されたベランピングセミナー



セミナーが行われたのは東京・中央区にある「REWILD OUTDOOR TOKYO」です。
森をイメージした内装に、鳥のさえずりやせせらぎのBGM。人工芝が敷き詰められた店内にローチェアやテーブルが配置され、まるでキャンプに来たような気分を味わえます。
ちなみにこのお店、夕方以降は店内で燻製やキャンプ飯作りの体験もできるとか。次回はぜひやってみたい!

セミナーは、キャンプコーディネーターのこいしゆうかさん(@koishi_yuka)をゲストに招いたトークセッションから始まりました。
パナソニックが行ったベランピングに関する調査では、ベランピングの経験のある人の77%が「今後も実施意向あり」と回答。リピーターの多さが注目されていますが、キャンプとベランピングの違いや共通点はどこにあるのでしょうか?

「ベランピングは、キャンプと違って、椅子とテーブルさえあれば手軽にできます。リピーターが多いのは、この手軽さが理由でしょう。一方、外で食べる食事のおいしさは共通! キャンプご飯といえばBBQや燻製が人気ですが、どちらも煙やにおいが出るため、家でやるのはちょっと難しいもの。その点、煙の出ないロースターがあれば、ハードルは下がりますよね」と、こいしさん。

今回は、パナソニックの新商品「スモーク&ロースター けむらん亭」の紹介も兼ねたイベントということで、実際にこの製品で作った燻製をいただきながらセミナーが進みます。

煙を気にせず、お家で手軽に燻製を楽しむことができる「けむらん亭」。
燻製の中でも、高温短時間で油分を残してジューシーに仕上げる「熱燻」を手軽に作ることができます。
燻製だけでなく、遠赤ブラックヒーターと備長炭コートによって、肉や魚を炭火焼のようにパリッとジューシーに焼き上げるグリル機能も搭載しています。
触媒フィルターと強制排気ファンで、匂いを軽減し、煙を90%カット。家の中でやるのはちょっと…とためらわれるような燻製やBBQも実現できるというわけです。

それではさっそく実食!


お品書きは、ナラの木で燻製したベーコンと枝付きレーズン、笹かまぼこ、クルミの木で燻製した甘栗、サクラの木で燻製した枝豆。

どの食材もしっかり燻されて、味わいが一段濃厚になったような印象。当日はノンアルコールの赤ワインで乾杯しましたが、これは…酒飲みにはたまらない極上のおつまみです!
燻製香は冷めても消えることがないので、涼しい季節のベランピングなどで料理が冷めることを気にせず、ゆっくり味わえるのもいいですね。

難しそうな燻製が簡単にできあがり! できたてチーズの燻製に舌鼓♪

でも、燻製って難しそうなイメージがありますよね。キャンプでトライしたものの、食べ物がただ煙臭くなっただけだった…なんて失敗談もよく聞きます。
専用ロースターとはいえ、ちゃんとできるの?
そして調理中に匂いや煙が本当に出ないのか確かめたい!
というわけで、イベントでは「けむらん亭」を使った燻製チーズ作りの実演もありました。

材料は、市販のプロセスチーズと、サクラの木の燻製チップです。燻製チップはホームセンターや100円ショップで手に入りますよ。

チップを燻製容器にまんべんなく敷いたら、燻製網をのせ、



アルミ箔の上にチーズをのせます。



さらにアルミ箔をかぶせてぴったり蓋をします。けむらん亭にセットしたら、くんせいコースを選んでスタートボタンを押すだけ。なんて簡単...。



15分ほどでできあがり!
しっかり冷ましても絶品ですが、できたてのとろっとした燻製もこれまた美味。どこでも手に入る6Pチーズが、こんなに華麗に変身するなんて驚きです。ワインが止まりません...。




目からウロコの調味料の燻製も! オート機能付きのグリルも大活躍

「くんせい弱め」設定を使えば、なんと調味料の燻製もできるそう。燻製された塩・こしょう、みそを、野菜スティックやゆでたじゃがいも、コーンスープに合わせていただきます。


野菜は、シンプルな素材の味に複雑なうまみや塩気がマッチ。市販のコーンスープも燻製香がふんわりと移って、どちらもごちそう級の味わいです。
燻製した調味料は日持ちするので、多めに作っておいて普段の食事で活用したり、キャンプに持って行ったりしても良さそうです。燻製って、こんなにもいろいろな楽しみ方があるんですね。

こいしさんによれば、コンビニなどで売っているサラダチキンの燻製のほか、カマンベールチーズの丸ごと燻製にナッツや蜂蜜をかけたものもおすすめとか。聞くからにおいしそう!

「グリルコース」を選べば、肉や魚のグリル料理も簡単にできます。
ベランピングでは、飲み物を用意したり、テーブルや音楽をセッティングしたりとあれこれ忙しく、つい調理中のものを放ったらかしにしがち。でも「オート機能」が付いているから、放ったらかしでもちゃんとおいしく焼き上げてくれるから安心です。
燻製にグリルに、ごちそうた〜っぷりのこんなベランピング、やってみたい!



ちなみに、主婦目線で気になるのはメンテナンス方法。
内部はセルフクリーニングコートが施されて汚れがつきにくいうえ、油を焼き切って洗いやすくするお手入れモードも搭載されています。前面の窓や受け皿も取り外して洗えるので、清潔に保てます。これは助かりますね。

ご近所への気配りを忘れず、雰囲気たっぷりのベランピングを楽しもう!

イベントでは、便利なシェラカップや写真映えもするホーロー食器、ウォータープルーフのガーデンソファなど、こいしさんおすすめのベランピンググッズも紹介。

最後に、家族でグランピングを楽しむときのコツやアイデアを教えてもらいました。
「子どもたちははしゃぎますし、お酒が入ると声も大きくなるから、ご近所への気配りは何よりも大切。夜よりも昼にして、1時間くらいで切り上げ、続きは家の中で楽しむといいでしょう」
「芝生やウッドデッキではないから気分が出ないという場合は、ラグを敷いたり観葉植物を置いたりして雰囲気を作るのも重要。テーブルはソロ用の小さなものを選ぶと、セッティングも後片付けもラクですよ」

聞けば聞くほど、誰でも気負わず楽しめそうなベランピング。みなさんもぜひやってみてくださいね!



取材・文=さいとうあずみ

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