熱燗がおいしい季節になりました。肴に甘みそをぬって香ばしく焼いた「田楽」なんかを添えるのも、なかなか乙なものです。というわけで、冬の晩酌のおともにあるとうれしい田楽料理のバリエをご紹介。もちろん、ビールのあてにも最高です♪
ささ身とれんこんの田楽風
【材料・2人分】
とりささ身…3〜4本(約200g)〈2〜3等分のそぎ切りにする〉、れんこん…200g〈皮つきのまま1cm厚さのいちょう切りにして水にさらす〉、しょうゆ・みそ…各大さじ1/2、ごま油…大さじ1/2
【作り方】
1.小さい耐熱容器にしょうゆ、みそ、水大さじ1/2を入れ、ラップをかけて電子レンジで約30秒加熱し、混ぜる。
2.フライパンにごま油を入れて強めの中火で熱し、ささ身、れんこんを入れて両面に焼き色がつくまで焼く。器に盛って合わせ調味料をかけ、好みで粉ざんしょうをふる。
(1人分192kcal、塩分1.4g 調理/近藤幸子 栄養計算/スタジオ食)
レンジで作る甘みそは、しょうゆ:みそ:水=1:1:1。この黄金比を覚えておけば、ほかの食材にも応用できます。仕上げにふる粉ざんしょうが大人の味わい。
簡単田楽は他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
里いものみそマヨ田楽
里いもは皮つきのままレンジで加熱。ペーパータオルでこするように皮をむき、みそ+マヨネーズのたれをのせて。青のりが風味抜群!
揚げのゆずみそ田楽
すりおろしたゆずの皮を混ぜた甘みそをぬり、トースターで香ばしく焼いて。ゆずはチューブのものやゆずこしょうで代用するのもおすすめ。
焼き長いものみそだれ
オリーブオイルをからめた長いもは、トースターでほくほくに。仕上げにおろしにんにくを加えたみそだれをぬり、さらに30秒ほど焼けば完成。
じゃが田楽
フライパンでカリッと焼いたじゃがいもの田楽は、おやつにもぴったり。白ごまがよく合います。
1度作ってみると、次はレシピなしでも作れてしまうような簡単なものばかり。素材の旨みをシンプルに楽しんでみてください。
文=齋藤久美子