ここ最近、以前より「お取り寄せ」を利用するようになった人も多いのではないでしょうか。
コロナ禍の影響を受ける生産者さんや産地支援にもなりますし、何より、全国津々浦々のおいしいものを自宅にいながらにしてゲットできるという幸せ。
ご当地の味を堪能すれば、外食や旅行に行けないモヤモヤだって少しは晴れるというものですよね!
かくいう私も最近は、子どもを寝かしつけた後でゆ〜っくりとグルメサイトを見て回るのが楽しみの一つになっています。
ただでさえ、小腹が空く時間帯。おいしいものの画像を眺めつつ、空腹に耐える毎日です...。
写真ですらこんなにお腹が空くのに、ご当地グルメの魅力を映像で堪能できちゃう「飯テロの極み」ともいえるアニメがあるとか。それが「23時の佐賀飯アニメ」です。
「佐賀飯」ってどんなもの? 知られざるご当地グルメの数々に驚き
「23時の佐賀飯アニメ」は、佐賀県が誇る10の食材のおいしさや魅力を紹介する、超短尺アニメーション。2月15日の23時から、10夜連続で公開されました。
1話ごとに1つの食材が取り上げられ、全10話で登場するのは「佐賀の飯だけ」という設定ながら、人気声優・宮野真守さんの演技とリアルな作画が相まって、シズル感たっぷり!
深夜の小腹が狙い撃ちされること必至です。
でも、そもそも「佐賀飯」ってどんなものかご存知ない方も多いはず。アニメの中から、いくつかご紹介しましょう。
まず、第1夜「竹崎カキ」。
佐賀県・太良町発祥の冬の風物詩“カキ小屋”で、炭火で焼かれる「竹崎カキ」。一般的な牡蠣と比べ、甘みが強く濃厚な味わい。水分量が少ないため焼いても縮みにくく、ぷりぷりとした食感が味わえるのが特徴だとか。
海の幸なら、第5夜「呼子のイカ」にも注目。
調理直前に生け簀からすくい上げ、すぐさま活き造りにする「呼子のイカ」。 ゲソが動くのも、お皿の模様まで透けて見えるほどの透明度も、新鮮さの証! 九州ならではの甘口醤油と相性抜群です。
肉好きさんに断然おすすめしたいのは、第3夜「佐賀牛」。
「佐賀牛」は、数ある銘柄牛でもトップクラスの肉質を誇る国産黒毛和牛。キメ細かなサシが入った、美しさ極まる最高級肉です。素材本来の旨味とやわらかい肉質を堪能できる焼き加減は、「ミディアムレア」だそうですよ。
そして...個人的に気になったのは、第6夜「シシリアンライス」。
「シシリアンライス」とは耳慣れないものですが、昭和50年頃から普及しはじめた、佐賀を代表するガッツリ系のご当地グルメだそうです。味付けした肉と生野菜をライスに重ね、その上にマヨネーズをたっぷりとかけた一品で、店舗によっては温泉卵がトッピングされているものもあるとか。
「カロリー地層」という秀逸なキャッチコピーに煽られて、「今、冷蔵庫にあるもので再現できるんじゃ...?」と、深夜に本気で考えちゃいました。
ほかにも、有明海の佐賀海苔の香りと卵黄を浮かべた豚骨スープの「佐賀ラーメン」、1万5千株の中から選び抜かれた果汁たっぷりの「いちごさん」...etc。
今まで知らなかった「佐賀飯」のバリエーションって、こんなにあるんですね。
アニメの特設サイトにはそれぞれの食材の魅力について詳しく解説するコンテンツがあり、お取り寄せサイトや、購入時の問い合わせ先とも連動しています。
深夜の「飯テロ」に全面降伏! 佐賀の味をお取り寄せしてみてはいかがでしょうか?
文=さいとうあずみ