「賛否両論」の笠原将弘さんによるおいしいおかず53レシピと、家庭料理にまつわる初の書き下ろしエッセイがたっぷり入った見ごたえのある料理本「実は、一菜でいい。 おいしいおかずが一品あれば、それで充分という提案」。毎日のごはん作りをがんばる人たちに贈る1冊です。
今日は何を作ろう?と思ったときにパラッとめくってその日の気分で選べる、探せる、調理法別の53レシピの中から、編集部厳選のレシピを5つご紹介します。今回は第4回、「なすの竜田揚げ」です。
◆なすの竜田揚げ
油で揚げることでトロッとした食感になり、甘みが増すなすは、味がしみやすいようにところどころ皮をむいて乱切りに。
下味をしっかりつけて片栗粉をまぶしたら、あとは揚げるだけ。
こんな簡単なメニューがあるだろうか!?
●材料(2~3人分)
なす …… 4個
A
おろしにんにく …… 小さじ1
しょうゆ、みりん …… 各大さじ3
さやいんげん …… 4本
片栗粉 …… 大さじ3
揚げ油 …… 適量
塩 …… 少々
すだち …… 1~2個
昆布(5×10cm) …… 1枚
絹さや …… 8本
一味とうがらし …… 少々
●作り方
1 なすは皮むき器で皮をしま目にむいて、乱切りにする。いんげんは長さを3~4等分に切る。
2 ボウルにAを混ぜ合わせ、なすを入れる。手でよくもみ込み、そのまま約10分おく。
3 2の汁けを軽くきり、片栗粉を加える。両手で全体を混ぜ合わせる。
4 揚げ油を中温( 約170℃)に熱して3をそっと入れる。約3分、表面がきつね色になるまで揚げ、取り出して油をきる。続けていんげんを入れ、さっと揚げ、油をきって塩をふる。
5 器に盛り、すだちを半分に切って添える。
○1人分273kcal/塩分2.1g
著=笠原将弘/「実は、一菜でいい。 おいしいおかずが一品あれば、それで充分という提案」(KADOKAWA)