しっとり食感がおいしいとりむね肉。でも加熱方法を間違えるとパサつきやすく、扱いが難しい…と敬遠している人も多いのでは。そんなときには「片栗粉」を活用するのがおすすめ。片栗粉が肉汁や旨みを閉じ込めてくれるので、煮ても焼いてもやわらかい食感に仕上げてくれます。ぜひお試しを♪
とり竜田のぶっかけねぎおろし
【材料・2人分】
とりむね肉…大1枚(約300g)、大根…300g、万能ねぎ…2/5束、しょうが汁…1/2かけ分、みりん・しょうゆ…各小さじ1、片栗粉…適量、サラダ油…大さじ1、塩
【作り方】
1.万能ねぎは小口切りにする。とりむね肉は皮を除いて8〜10等分のそぎ切りにし、ボウルに入れる。しょうが汁、みりん・しょうゆ各小さじ1、塩少々を加え、もみ込む。大根はすりおろして汁けを軽くきる。
2.とり肉に片栗粉適量をしっかりまぶす。フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、とり肉を並べ入れ、ふたをして約3分焼く。上下を返して再びふたをして、中に火が通るまでさらに3〜4分焼く。
3.1の大根おろしと万能ねぎ、塩少々を混ぜ、ねぎおろしを作る。器に2を盛ってねぎおろしをのせ、しょうゆ少々をかける。
(283kcal、塩分1.2g)
フライパンでカリッと焼いたとりむね肉に、ねぎおろしをたっぷりと! 片栗粉は全体にしっかりとままぶすのがコツ。中火で両面3~4分ずつ焼くだけで、しっとりジューシーに仕上がりますよ。
とりむね肉とかぶのしょうがじょうゆ炒め
火加減が難しい炒め物も、片栗粉をまぶして焼けばやわらか~い食感に。しょうがじょうゆがさっぱりとおいしい一品です。
とりと白菜のミルク煮
白菜を使った15分でできる時短シチュー。とりむね肉は加熱しすぎるとパサついてしまうので、煮込まないのがポイントです。
とり肉とキャベツの塩おかか炒め
味付けはかつお節と塩・こしょうのみ。シンプルなレシピは、忙しい平日に大助かり!
とり肉と長いものとろみ煮
とり肉にまぶした片栗粉は、肉の旨みを閉じ込めるだけでなく、スープにとろみをつける効果も。しょうがが効いた煮汁は体を芯から温めてくれます。
とりむね肉は、もも肉よりも脂分が少なく、良質なたんぱく質を効率よく摂れるのがいいところ。スーパーの安いお肉も上手に調理すれば、肉汁が詰まった上質な味わいが楽しめますよ!
文=齋藤久美子