和食の献立を考える目安としてはよく「一汁三菜」が上げられるもの。ですが暑い日が続くと、汁ものを用意しても飲んでもらえない…なんてこともありますよね。そんなときは、サラっと飲める冷や汁を作ってみてはいかがでしょう? どのレシピも野菜がたっぷり入っているので、野菜不足が気になる人にもうってつけですよ♪
枝豆の冷や汁
【材料・2人分】
枝豆(さやつき) 120g、あじの干もの 1枚、みょうが 1個、しょうがのすりおろし 2かけ分、温かいご飯 茶碗2杯分、だし汁 1と1/2カップ、白すりごま 大さじ3、塩、みそ
【作り方】
1. だし汁は冷蔵庫で冷やしておく。枝豆はさやの両端をキッチンばさみで切り、塩少々をふってもむ。熱湯で1~2分ゆで、ざるに上げて湯をきり、粗熱をとって実をさやから取り出す。みょうがは縦薄切りにする。
2. あじは魚焼きグリルで両面をこんがり焼き、骨と皮を除いて身を細かくほぐす。
3. みそ大さじ2、すりごまをボウルに入れ、だし汁を注いで溶きのばし、しょうが、1の枝豆、みょうが、2を加えてさっと混ぜて器に盛る。別の器にご飯を盛り、冷や汁をかけて食べる。
(437Kcal、塩分3.1g)
冷や汁に枝豆を加えるとより夏らしく、食感の違いも楽しい一品に。枝豆はキッチンばさみで両端を切ると、塩もみしたときに塩味が入りやすくなります。かためにゆでたら、他の具材と一緒にボウルでさっと混ぜ合わせましょう。
火いらず冷や汁
煮干しのうまみがつまった風味豊かなだし汁。煮干しは電子レンジでチンすることで乾燥し、ほぐれやすくなります。
もずくの冷や汁
レモンをきかせてさっぱりとした風味に仕上げるのがコツ。もずくを選ぶときは、味がついていないものをチョイスしましょう。
簡単冷や汁風
冷や汁を作りやすくアレンジしたレシピです。器に盛りつけたあとに氷を浮かべると、ひんやり感がさらにアップ♪
夏野菜たっぷり冷や汁
定番の冷や汁にカラフルな夏野菜を加えて、栄養と彩りをプラス! 温かいご飯にかけるのがおすすめの食べ方です。
今ではすっかりポピュラーになった宮崎の郷土料理“冷や汁”。普段のみそ汁と変わらない手間で作れるので、料理のレパートリーに加えてみてはいかがでしょう?