タピオカミルクティやルーロー飯など、日本でブームを連発している台湾グルメ。旅行ができなくて寂しい思いをしている人も多いのでは。
そこで、堪能な日本語で教えてくれる料理教室が人気の台湾人料理研究家、ペギー・キュウ先生が、日本で買える調味料と食材で、簡単に作れて台湾気分が満喫できるメニューを教えてくれました。
本場の味のレシピを3回シリーズでお届けします。今回は第3回です。
◆ピーナッツシャーベット
豆類が大好きな台湾人は、甘く煮たピーナッツをかき氷のトッピングにして食べたりします。実は台湾ではかき氷だけでなく、ピーナッツのシャーベットもよく食べられていますが、ピーナッツを煮たり、冷やし固める作業はとっても大変…。そこで、ピーナッツバターを使ってミキシングするだけでできちゃう、かんたんシャーベット、花生冰沙(ホワシェンビンサー)をご紹介します。
【材料】(2人分)
ピーナッツバター(加糖)… 大さじ5
牛乳 … 50ml
練乳 … 大さじ2
黒蜜 … 大さじ1
氷 … 200g
パクチー… 適量
【作り方】
1 ピーナッツバター、牛乳、練乳、黒蜜、氷をミキサーに入れ、滑らかになるまでかくはんする。
2 1を冷やしておいた器に盛り、パクチーをトッピングする。
<一口アドバイス>
氷を2~3回に分けて入れるとミキサーをかけやすいです。よく冷やした器に盛り、お好みでパクチーをトッピングしてください。パクチーの爽やかな香りがマイルドなピーナッツ味のアクセントになりますよ。
著=ペギー・キュウ
撮影=原ヒデトシ
【著者プロフィール】
ペギー・キュウ
台湾料理研究家。日本やオーストラリアでの留学経験があり、堪能な日本語での料理教室が日本人旅行者から大人気。2017年、台湾中餐丙級證照(台湾国家試験調理師資格)を取得。2019年に東京・下北沢に「ホジャ・キッチン・東京」をオープン。季節に合わせた料理教室の他、台湾カフェとしてスイーツや朝ごはんなどの提供もしている。