いつまでも若くみられるようにお肌のケアをする方は多いですが、「頭皮のケア」を意外と見落としがちな方も多いと思います。肌だけでなく、実は「頭皮」も年齢が出やすいところです。
今や薄毛や抜け毛、髪の毛のハリ・コシに悩むのは、男性だけではありません。今回は「頭皮」に注目して、ブラシ一本でできる簡単な地肌ケアをご紹介します。
地肌の汚れは、意外と頑固です。
「ちゃんと毎日シャンプーしている」という方でも、マイクロスコープで見てみると、意外と頭皮に汚れがつまっている場合があります。
地肌の汚れってなに?
寒い時期だとあまり実感がわかないかもしれませんが、地肌も汗をかいたり、皮脂が出たりします。地肌の汗や皮脂は、放っておくとだんだん酸化して、脂っぽいニオイやベタつきの原因になります。
また、ホコリや花粉といった外気中の汚れも地肌や髪の毛につきやすいので、これらと混ざると簡単に汚れがとれなくなります。
最近では、若い人でも「若年性脱毛症」がふえてきています。その原因は、「ストレス」「不規則な生活」「血行不良」「頭皮の汚れ」など、さまざまです。
年齢に関係なく、まだあまり問題を感じていない方も、早めの頭皮ケアを行うことが大切です。
頭皮と顔は「一枚の皮」でできています。なので、頭皮をリフトアップすれば、顔のたるみやシワも解消できます。
顔のケアをする前に、まず頭皮ケアをしてあげると、短時間で理想のお肌に近づけるかもしれません。
おすすめの頭皮ケアは「ブラッシング」です。なかなか落ちない頭皮の頑固な汚れを落としやすくしたり、髪の毛の立ち上がりをよくすることができます。
ブラッシングをするだけで頭皮の血行もよくなるので、毛穴につまった汚れを浮かしやすくする効果も期待できます。
シャンプー前の1分でできるので、ぜひ試してみてください。
用意するもの
「スケルトンブラシ」または、「デンマンブラシ」です。
ブラッシングのやり方
(1)顔周り(フェイスライン)からブラッシングしていきます。
顔周りは、生え際から、つむじ(頭頂部)に向かって、ブラシでとかしてあげましょう。髪の毛をオールバックにするようにとかします。
(2)耳周りをブラッシングします。
耳周りの生え際からつむじ(頭頂部)に向かって、ブラシでとかします。
(3)うなじ周りのブラッシングをします。
うなじの生え際からつむじ(頭頂部)に向かってブラシでとかします。
「ブラッシング」は、頭皮ケアに時間をかけたくない方や、手軽に地肌ケアしたい方におすすめのやり方です。お肌のアンチエイジングのサポートも期待できますので、お風呂に入る前に、ぜひとり入れてみてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュ、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
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