温活の決め手は、何といっても身体を冷やさない食生活を心がけることです。そのためには、血の巡りをよくする食材を毎日しっかり取っていくことが大切です。
この時期におすすめしたい温活食材は、「シナモン」と「山椒」。今回は冷え撃退に役立つこの2大スパイスを、手軽に日常の食事に取り入れられるレシピをご紹介します。
体温が上がると、それにつれて免疫力もアップするといわれています。同時に血流が促されるので、むくみ改善効果も期待できます。新陳代謝もよくなるため、ダイエットの効果も上がりやすくなります。
美と健康のレベルアップのために、冷えは大敵と意識しておきたいものですね。
シナモンと山椒を、毎回の食事にプラスする習慣をつけてみてください。どちらも血流改善効果が期待できる、冷え対策には打ってつけのスパイスです。
コーヒーや紅茶にはシナモン、味噌汁には粉山椒をふってからいただくと、香りが格段によくなり、いっそう美味しくなりますよ。
(1)万能山椒ドレッシング
温野菜にはもちろん、肉や魚、豆腐などにも合う、ピリッとした刺激がクセになるドレッシングです。
材料
・山椒 小さじ1(お好みでもっと足してもOK)
・オリーブオイル 大さじ5
・酢 大さじ2
・しょうゆ 小さじ1
・塩 小さじ1/2
・砂糖 小さじ1/2
・白ごま 大さじ2
作り方
すべての材料をよく混ぜ合わせれば完成です。
(2)豚バラとれんこんのピリ辛韓国風ソテー
山椒にコチュジャンを加えて、コクと刺激のある風味に。お腹の中から元気が出る味です。
材料(2~3人分)
・豚バラ薄切り肉 200g
・れんこん 200g
・にんにく 2かけ
・しょうが 2かけ
・長ネギ 1/2本
・酒 大さじ1
・粉山椒 小さじ1
・コチュジャン 小さじ2
・塩、こしょう 適宜
・ごま油 大さじ1
作り方
(1)れんこんは薄い半月切りにし、さっと洗って水切りをしておきます。
(2)豚バラ肉は食べやすい大きさに切り、少量の塩をまぶして酒をふってなじませておきます。
(3)にんにく、しょうが、長ネギはそれぞれみじん切りにしておきます。
(4)フライパンでごま油を熱し、(3)とコチュジャンを入れて炒め、香りが出たら(1)を入れてさらに炒めます。
(5)続けて(2)と粉山椒を加えて炒め、塩とこしょうで味を調えれば完成です。
(3)シナモン風味の唐揚げ
唐揚げの下味にシナモンを使うと、鶏のうま味がグッと引き出されます。
材料(2人分)
・鶏もも肉 300g
・しょうゆ 大さじ1
・酒 大さじ1/2
・はちみつ 大さじ1/2
・こしょう 小さじ1
・シナモンパウダー 小さじ1
・片栗粉 適宜
・揚げ油(サラダ油) 適宜
作り方
(1)鶏もも肉はひと口大に切っておきます。
(2)バットにしょうゆ、酒、はちみつ、こしょうを入れて混ぜ合わせておきます。
(3)(1)にシナモンパウダーをよくもみ込んだら、(2)に10分ほど漬け込みます。
(4)(3)に片栗粉をからませます。
(5)揚げ油を約170℃に熱し、(4)を3分ほど揚げます。一度引き上げて3分休ませたら、再び1分ほど揚げれば完成です。
(4)リンゴとシナモンのジャム
トーストやヨーグルト、紅茶にぴったりです。甘いものが欲しい時のために、作り置きをどうぞ。
材料
・りんご 2個
・てんさい糖 150g
・レモン汁 大さじ2
・レーズン 40g
・シナモン 小さじ1
作り方
(1)りんごは角切りにして、てんさい糖をまぶして1時間ほど置きます。
(2)りんごから水分が出てきたら、中火にかけます。
(3)続けて、レモン汁とレーズンも加えます。煮立ったら弱火にしてアクを取り、フタをして時々混ぜながら30分ほど煮込みます。
(4)仕上げにシナモンを加えてよく混ぜ、ひと煮立ちしたら完成です。
※清潔なビンに入れて、冷蔵庫で保存してください。保存期間は約2週間です。
身体を冷やさないように、シナモンと山椒をぜひ使いこなしてくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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【参考】
※シナモン – わかさ生活
※山椒 – わかさ生活