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お風呂でできる!プロ実践の良質睡眠に導く「顔ゆるめ」テク

  • 2017年11月21日
  • Life & Aging Report

ヘアサロンやエステサロンで、ふわっと心地よい眠気を感じた事はありませんか? 顔や髪に触れられると緊張がほぐれると言われています。

この感覚を上手に日常に取り入れて、睡眠に入りやすい状態作りや質の良い睡眠に役立てたいですね。今回は、お風呂でできる緊張をほぐし「緩める」テクニックをご紹介します。

■浴槽に頭までつかり、一気に全身を緩める

お風呂に浸かる方は、頭まで全身お湯に入ってしまうのがおすすめ。浴槽で仰向けになるようなイメージで、あごを少し上げながら頭、額、目元までお湯に浸かるようにします。口と鼻だけ水面から出して呼吸はできる状態で3分程度浸かります。

キープするのが辛い場合には、数十秒を繰り返しても良いでしょう。今まで感じたことのないような、緩む感覚を味わえます。

効果としては、頭皮の毛穴が緩み、汚れが取れやすくなります。また、首、肩、頭皮、顔と繋がっている全体の血流を一気に改善することができます。

■「湯船に頭までつかるのは無理」という場合は、手で顔を包んで

家族がいて、お湯がすでに汚れているから「顔をつけるのはちょっと」という方や、「頭までつけたらお湯が汚れてしまうから」とお湯を綺麗に使いたい場合には、以下の方法がおすすめです。

湯船に浸かって、温まった状態の手のひらで、お顔全体を優しく包み込みます。いつもの自分の手が、ふっくらと温まり、まるでエステティシャンの施術を受けているような心地よさが感じられます。

たったこれだけの事ですが、じんわりお顔が緩みます。

■頬の筋肉を口の内外からほぐす

お顔の表面からのマッサージ以外にも、口の中に指を入れて、内外から頬の筋肉をほぐすこともできます。

頬の筋肉とは、笑った時に盛り上がる部分です。親指を口の中に入れ、人差し指で頬の筋肉を挟むように掴みます。人によってはかなり痛いので、あまりグイグイと揉まないようにしてください。挟んでじんわり圧をかけます。最初のうちはかたく感じても、繰り返すうちに徐々に柔らかくなります。

この筋肉のコリは、頬のたるみに直結しますので、時々チェックしておきたいポイントです。

■プロはヘアメイクの現場でもマッサージを重視!

撮影現場や結婚式当日の花嫁さんなど、緊張状態では表情もかたくなります。プロはヘアメイクを行う前に、短い時間でもマッサージなどを行い、血流をよくするよう心がけています。

マッサージ後は以下のような感想を多くいただきます。

・リラックスできる
・お肌が柔らかくなり、保湿効果がアップした
・顔が動かしやすくなった(表情がほぐれる)
・目の開きが良くなり、目力がアップした
・フェイスラインがすっきりした

ヘアメイクの現場以外でも、大事な仕事の前後や、忙しかった時は知らずに緊張感が残るものです。

良い睡眠のためにも、リラックス状態にスイッチを切り替えられるように「緩める」事を意識してお顔に触れてみてください。

(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト 上野リサ
大手化粧品メーカーでメイクアップアーティストとして活動後、幅広いジャンルで「顔創り」に取り組む。顔を起点とした”善い美容習慣の定着”を目指す「face conductor」というジャンルを開拓。)

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