高い抗酸化力で知られるプルーン。最近の研究によると、1日4〜5粒(約40g)のプルーンをとれば、骨の健康を保ち、加齢による骨量減少を遅らせることができる……ともいわれています。
とても甘いプルーンですが、意外にも低GIで、上手に活用すればダイエットサポートにもなるのだそうです。今回は、アンチエイジングやダイエットに効果のある「プルーンの魅力」を3つご紹介します。
女性患者数が多い病気の1つに骨粗しょう症があります。プルーンには骨粗しょう症に対する予防効果が期待されます。
日本では1,000万人ともいわれる患者数の約8割が女性というデータもあるため、アラフォーから少しずつ意識して生活に対策を取り入れたいですね。手軽ですので、プルーンを朝食やおやつに加えてみてはいかがでしょうか。
米国農務省による食品の活性酸素吸収能力を示すORACデータベースで、プルーンは非常に高い値を示しています。
プルーンに豊富に含まれる抗酸化物質は「ネオクロロゲン酸」というフェノール類。コレステロールの酸化を防ぐ強い働きがあると考えられています。美味しくアンチエイジングしたい人はぜひお試しあれ。
食品が血糖値を上昇させる力を相対的に表すGI値。甘いプルーンのGI値は、高いと思いきや意外と低く、29と低GI値になります。砂糖たっぷりのお菓子やケーキに比べて、ヘルシーなおやつといえます。
食物繊維も便通の改善を促す不溶性のものと、老廃物を付着して体外へ排泄する水溶性のものの両方が含まれているので、体内のデトックスにも最適ですよ。ダイエット中の便秘が気になる時にもおすすめです。
プルーンは美容と健康にいいフルーツですが、食べ過ぎはよくありません。「過ぎたるはなお及ばざるが如し」のことわざ通り、適量を心がけるようにしましょう。
(ベジ活アドバイザー 生井理恵
「食べてキレイになる料理教室」主宰。食べて美人になるレシピには定評があり、企業へのレシピ提供・商品監修を多数手掛ける他、講演やセミナーも精力的にこなす。著書に「ママとキッズの楽しいベジ活」がある。)
【関連記事】
・ダイエットに今日から始めたい!ヤセ菌が増える食べもの5つ
・おにぎり&スープは痩せにくい!?ランチ選びの落とし穴3つ
・その食習慣NGかも?かくれ肥満になりやすい人の特徴4つ
・見直そう!本気で痩せたいときに試したい食事のルール3つ
【参考】
※【専門職向け】プルーン健康啓発サンプル・資料の受付開始しました – 創新社
※患者数1000万人を超えた骨粗鬆症の予防 – オムロン ヘルスケア
※プルーンの栄養価 – カリフォルニア プルーン協会