冬は、ボディラインが見えにくいファッションになりがちです。身体のラインは隠すとぼやけてしまいます。
とくに、下腹は脂肪がたまりやすい部分。生活習慣の改善と、下腹部の筋肉を引き締めるエクササイズの両方で、ポッコリお腹対策をしましょう。
あなたの日常生活の中に、「ポッコリお腹」を招く原因があるかもしれません。チェックしてみましょう。
□ボトムはゴムが多い
□ファッションは「らくちん」が選ぶ基準
□歩幅が狭い
□便秘がち
□夜遅い時間に食事をとる
□不規則な生活
□週に3日は飲酒の機会がある
□湯船につからずシャワーで済ませる
□歩く速度が遅い
□片脚重心や脚を組むなど骨盤のバランスが悪くなる動作をしがち
以上は、日常で下腹部の筋肉が使われにくい生活動作です。また、身体のめぐりの滞りを誘発して老廃物をため込んだり、脂肪燃焼効果を低下させる動作も含まれています。
日常生活の中で、このような習慣を減らすと、ポッコリお腹の改善につながります。エクササイズを行う場合も、相乗効果で結果が早く出ますよ。
下腹部の筋肉を引き締める、椅子に座ってできるポッコリお腹解消エクササイズをご紹介します。
(1)骨盤を立てて椅子に腰かけます。
(2)両ひざをそろえて足を床から持ち上げて、10秒キープします。これを10回繰り返します。
さらにできる人はこちらにチャレンジ
(1)骨盤を立てて椅子に腰かけ、頭に両手を当てます。
この時、肘をしっかり開いて、腕が両肩の延長戦上に来るポジションで行ってください。上の画像はNGポーズです。
(2)上半身を固定したまま足踏みをします。リズミカルに50回行いましょう。ポイントは、モモを座面からはなすことです。
椅子に座ってできるチェアエクササイズは、すきま時間にできますので、ご紹介したエクササイズを一日に3セットを目標に行ってください。
寒い季節は、下腹部を触ると冷たくなっていることがあります。下腹部を冷やすことは、ポッコリといった見ためだの問題にとどまらず、子宮や腸といった骨盤内の臓器にも悪い影響を与えます。冷やさない工夫をして、内側と外側の両方から「きれい」を作りましょう。
(日本ウォーキングセラピスト協会代表理事 長坂靖子
10代でミス日本、準ミスワールド日本代表選出。モデル活動を経てウォーキング講師となる。出産を機に健康ウォーキング、ストレッチ講座を展開。「姿勢力」等著書多数。美容番組MC等活動は多岐に及ぶ。)
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