運動が身体に良いことはわかっているけれど、慌ただしい日々の生活の中では、ジムに行きたいけど時間がない。身体を動かそうと思っても、疲れていてできないという方が多いのではないでしょうか。
そんなモヤモヤした気持ちは、朝の通勤タイムを利用して解消! 朝活しましょう。
朝、運動をすることにより交感神経が活性化し、仕事の効率もアップします。
また、巡りがよくなり脂肪燃焼しやすい状態へ身体を導きます。
今回は、朝の通勤時間を利用して、通勤しながら手軽にできる運動をご紹介します。通勤タイムを運動タイムにしましょう。
日常動作を「運動」に変えるポイントは3つ。
(1)速度
(2)距離
(3)フォーム
早歩きでひと駅多く、フォームを整えて歩くことです。
階段を使う
平坦な道を歩くよりも、階段のほうが約2倍のエネルギーを使います。階段を見つけたら「エクササイズのチャンス」と思い、積極的に利用しましょう。
つま先立ちをして足首を引き締め、メリハリのある脚のラインを作ります。
やり方
かかとをつけ、つま先を開いて立ちます。左右のかかとを離さずにつま先で3秒立ちます。ゆっくりおろします。これを10回程度連続で行います。
また、吊革につかまる機会があるときは、つま先立ちで10秒。次に、かかとを床に下ろさずに、スレスレまで床に近づけて再度アップ。これを10回繰り返します。
ふくらはぎの筋肉を鍛えると同時に、足首周辺に溜まった老廃物を排出しやすい状態に導きます。足元がスッキリした状態で一日をスタートできます。
肘を軽く曲げてアップ!二の腕のたるみ撃退に効果的です。
やり方
(1)親指を正面になるように向けてカバンを持ち、肘を軽く曲げます。この時肘は、身体の横のラインよりも後ろに、親指・肘が同一方向になるようなポジションにします。
(2)二の腕を意識して真後ろに腕をゆっくり引きます。これを20回行います。
背筋を伸ばし、上半身をまっすぐなポジションにキープして行うと、日常では使いにくい二の腕の筋肉を刺激します。
使う場所を意識すると、筋肉に通常とは異なる刺激が与えられ、動作が「運動」に変わります。ちょっとした意識で身体が変わっていきますよ。
(日本ウォーキングセラピスト協会代表理事 長坂 靖子
10代でミス日本、準ミスワールド日本代表選出。モデル活動を経てウォーキング講師となる。出産を機に健康ウォーキング、ストレッチ講座を展開。「姿勢力」等著書多数。美容番組MC等活動は多岐に及ぶ。)
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