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手荒れしにくい!料理家が教える「自然派洗剤」3種の使い方

  • 2017年6月17日
  • Life & Aging Report

環境にやさしい生活が注目され、合成洗剤でなく重曹などのナチュラル洗剤を使う方も増えてきましたね。料理家である筆者も、「重曹」・「セスキ炭酸ソーダ」・「クエン酸」を、食器や食品洗いに使っています。

実際に使ってみて効果を実感しているナチュラル系洗剤の使い方をご紹介したいと思います。

■料理家が本当に使っているナチュラル系洗剤 3つ

(1)重曹

豆を煮る時や、ケーキ作りにも使われる重曹。洗剤としても利用されてきました。重曹の洗浄力はさほど強くありませんが、消臭効果に優れています。

食器洗いにはつけ置き洗いが◎

洗剤として使う場合には、食洗機の洗剤として使うほか、水に溶いて食器をしばらく浸けてから洗っています。また、お鍋や食器についたニオイをとるためも使います。

食品に使う場合は「食用」を選んで

重曹には、食用と掃除用があります。成分はどちらも同じですが、食品として製造される場合と掃除用として製造される場合では、工場での衛生管理などが異なります。食品として使用する場合には、必ず食用を選びましょう。

(2)セスキ炭酸ソーダ

重曹と炭酸ソーダの中間のような性質をもつセスキ炭酸ソーダ。粉末や水に溶いたものなど、さまざまな種類の製品が販売されています。

強い洗浄力で茶渋落としにも◎

洗浄力が強く油汚れやタンパク質汚れを落とす働きがあるため、お洗濯に使っている方も多いかも知れません。重曹と同じく水に溶いて食器を洗うほか、茶渋のついたお湯のみやティーカップをしばらく浸けておくとキレイに落ちます。

食洗機との相性は?

このほか、こびりついた油汚れは、粉末のままのセスキ炭酸ソーダをかけてスポンジでこすると、簡単に落とせます。
食洗機にも使用可能ですが、使ってみた感想としては、重曹より食器に粉感が残ってしまうように感じられるため、私は食洗機には重曹を使っています。

(3)クエン酸

疲労回復効果があるなど、身体にいい働きもするクエン酸。クエン酸には物をはがす働きがあるため、洗剤としても使うことができます。食器洗いに使うことはあまりありませんが、皮まで使いたい野菜や果物などを、クエン酸を溶いた水に浸けて洗っています。

「食用」と「掃除用」を用途で使い分けて

このほか、焦げ付いてしまったお鍋にクエン酸と水を入れて煮てコゲをとったり、シンクやお風呂場の水垢とりにも使います。クエン酸も食用と掃除用がありますので、お掃除に使う場合は掃除用でOKです。

■使い方ポイント

(1)水に溶かす

粉のまま使うこともできますが、洗浄力が強くないため、基本的には水に溶かしてつけ置き洗いがおすすめです。

(2)しっかり流す

重曹やセスキ炭酸ソーダは、水に溶けていても、しっかり流さないと粒子が残ってしまいます。食べても大丈夫なものではありますが、食器のくもりの原因にもなりますから、しっかりすすいで落としましょう。
また、シンクやガスレンジなどをお掃除した際、重曹などが残っていると粉っぽく曇ったり、こびりついてしまう場合もあります。水で流す、水拭きをするなど、しっかりと粉を流しましょう。

ナチュラル系洗剤は、合成洗剤のように手早く落ちるわけではありませんが、手荒れもしにくく人にも環境にもやさしい洗剤です。使い方のコツを理解して、毎日の食器洗いやお掃除に取り入れてみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田まなみ)

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