最近よく耳にするようになった豆苗。食べる際に根っこの部分を残しておき、それを水に浸しておけば再び収穫できるなど、家庭菜園でも育てやすいのがその理由です。さらに、豆苗は栄養価が高く、健康や美容にも良いのが特徴。
今回は、料理研究家である筆者が「豆苗の食べ方や効率のいい栄養摂取法」などをご紹介します。
豆苗は、もとは中華料理の高級食材として知られていました。今は安く手に入るようになり、家庭でも栽培できるという手軽さが人気です。
そして、注目すべきは栄養価の高さ。栄養のバランスが良く、特にβカロテンが豊富で、抗酸化作用によるアンチエイジング効果が見込めます。
豆苗に、やや青臭さを感じる方もいます。それは火を通すことで解消。炒めれば気にならなくなります。
さらに、βカロテンは油と炒めると吸収率がアップするという性質があるので、さらなる美容効果やアンチエイジング効果が期待できます。ベーコンやソーセージ、キノコ類などと炒めるのがお勧めです。
もともと中華料理に用いられていただけあって、中華スープの具材にピッタリ。鶏がらスープの素などを使って、卵や春雨と一緒にどうぞ。片栗粉でとろみをつけると、本格中華の仕上がりになります。
豆苗を湯に通してさっと茹で、ごま油と和え、ナムルにして韓国風に。白ごまをふって、韓国のりをちぎって加えると、さらに本格的な出来栄えになります。
茹で時間を短くすることでシャキシャキ感を残し、緑も鮮やかで色合いも良し。ごはんの進む美味しいおかずになります。
いかがでしたか? 豆苗は根を残して水に浸しておくと、再生してまた収穫が可能です。美味しさだけでなく、自分で育てる楽しみも満喫できる食材です。楽しみながら食べて、たっぷりと栄養を摂取してください。
(料理研究家 オガワ チエコ)
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