高カカオチョコレートやナッツなど健康や美容にいいと言われる食材の中には、食べ過ぎるとかえって身体にいいとは言えなくなってしまうものも存在します。食べすぎたら逆に身体よくないなんてガッカリですよね。そこで今回は食べ過ぎに注意が必要な美容FOODを3つご紹介します。
せっかく健康やキレイのためにと食べている食材。身体の中で充分なパフォーマンスを発揮してもらうためにも適量を知ることがとても大切ですよ。「美容に良い」というものはついつい買って食べてしまうという人は必見ですよ。
スーパーやコンビニなどでもカカオの含有量が明記されたチョコレートをたくさんみかけるようになりましたね。一般的にカカオの含有量が70%以上のものを高カカオチョコレートといいます。最近の研究では、高カカオチョコレートをとることで便通改善や脳の若返りの可能性なども期待されていることから注目を集めています。
でも気をつけていただきたいのがその量です。高カカオチョコレートは普通のチョコレートに比べ1.2~1.5倍の脂質を含むものもあり、エネルギーも相対的に高め。目安は1日25gともいわれています。なので、量に気をつけて食べるようにしましょう。
疲労回復や冷え性改善作用など健康と美容に様々なメリットがあると考えられているニンニク。意識してとり入れている人も多いのではないでしょうか?
でも、ニンニクは1度に食べ過ぎると貧血の要因になるともいわれています。生なら1日に1片、加熱するな1日に2〜3片程度にするのがベストですよ。
もはや美容FOODとして確固たる地位を築いているナッツ類。アーモンドには若返りのビタミンと呼ばれるビタミンEが含まれていますし、くるみにはアンチエイジングに効果があるといわれるオメガ3が含まれていることから購入されたことがあるなんて人もきっと多いですよね。
でも、ビタミンやミネラル分など有用成分豊富なナッツ類ではありますが、カロリーも高いので量には注意が必要です。アーモンド10gで約60kcalなので、一袋全部食べちゃった! なんてことはしないようにしたいですね。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ということわざもあります。いくら身体にいいからといって過度に食べるのはよくありません。適量がどのくらいなのか知った上で食べるようにするといいですね。
(ベジ活アドバイザー/一般社団法人食べてキレイになる協会 理事・生井 理恵)
【関連記事】
・ヨーグルトと一緒に食べると美味しさ&効果UPの野菜3つ
・料理家が実践!醤油と酢が格段に美味しくなる簡単テク2つ
・これだけは守りたい!ダイエットに必要なたったひとつのこと
・ツヤとキラメキを!美髪を作る「生ワカメ」の食べ方
【参考】
※高カカオチョコレートの継続摂取による脳の若返り効果の可能性に道筋 – 明治
※高カカオをうたったチョコレート – 国民生活センター
※チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究 中間報告 – 明治
※にんにくのお話 – JA全農やまぐち
※アーモンド – 文部科学省
※くるみ – わかさ生活