食べるとほどよい酸味と甘みを感じ、爽やかな気分になるグレープフルーツ。このフルーツも、旬はちょうど今の時期になります。朝に食べると元気が湧いてきて、一日の良いスタートが切れます。また、ビタミンたっぷりで女性にとっては、たくさんの良い効果を得られる食材でもあります。今回は。料理研究家である筆者が「グレープフルーツの食べ方」についていくつかご紹介します。
グレープフルーツには、いくつかの種類があります。皮が黄色で、中の果肉も黄白色なのが、「マーシュ」という種類でホワイトグレープフルーツとも言われます。皮が黄色で、果肉が赤みを帯びているのが「ルビー」で、ピンクグレープフルーツとも言われるもの。さらに果肉が赤いスタールビーと言われる種類などもあります。
グレープフルーツは、とにかくビタミンが豊富です。食べれば美肌効果が期待でき、シミ予防にもなります。抗酸化物質であるポリフェノールも含んでいるので、アンチエイジング効果も見逃せないところ。美意識の高い女性にピッタリのフルーツです。
焼いて甘みアップ
グレープフルーツを半分に切って、果肉をスプーンで食べるのは一般的な食べ方ですが、焼きみかんの要領で火を通してみましょう。半分に切ったものを、そのままオーブンに入れ、皮に焼き色が付くくらいまで焼きます。すると、甘みがアップ。それでも足りないようなら、切り口に砂糖をかけてからおこなうといいでしょう。
生ハムで挟んで
生ハムでメロンを挟んで食べたりしますが、グレープフルーツを巻いても美味しいです。果実の酸味とハムの塩加減がほどよくマッチします。アボカドやチーズを一緒に挟むと、さらに贅沢な一品になります。
クリームチーズとの相性抜群
グレープフルーツの酸味は、濃厚なクリームチーズととても相性が良い。合わせて食べると、爽やかな香り漂うデザートになります。さらに蜂蜜をかけて甘みを加えても美味しいです。
丸ごとゼリーにしても
グレープフルーツを半分に切った状態から、スプーンで果肉を取り出し、つぶしてほぼ果汁の状態にします。皮は中を綺麗にして器に使います。果汁に、お湯でゼラチンと砂糖を溶かしたものを加えて器に流し入れ、冷蔵庫で固めれば丸ごとゼリーの完成です。
いかがでしたか? ちょっと食べづらさのあるグレープフルーツですが、いろいろな楽しみ方があります。女性らしい美しさを保ってくれるフルーツでもあるので、日ごろの食事に取り入れてみてください。
(料理研究家 オガワ チエコ)
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