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サビない身体作りに!アンチエイジングなカツオ出汁の作り方

  • 2016年11月24日
  • Life & Aging Report

和食に欠かせない「かつお節」。かつお節は、美味しい出汁がひけるだけでなく、細胞の生まれ変わりに欠かせない成分や抗酸化力もあり、アンチエイジング効果が期待できる食材です。アンチエイジングに効果的で美味しいカツオ出汁のレシピもご紹介します。

■かつお節のアンチエイジング効果とは?

(1)抗酸化力で身体サビ&疲労予防に

かつお節に含まれるペプチド「アンセリン」や「ヒスチジン」には、活性酸素を除去する働きがあり、身体をサビから守ります。またそれにより、スムーズにエネルギーを作り出すことができるため、疲労回復にも役立ちます。さらに、アンセリン自体にも疲労物質を分解する酵素を活性化させる働きがあるため、2つの働きでサビない疲れない身体作りをサポートします。

(2)細胞の生まれ変わりをサポート

かつお節のうま味成分「イノシン酸」は、新しい細胞をつくるために欠かせない成分です。イノシン酸は体内で作ることができますが、年齢とともにイノシン酸の合成能力の衰えることが、老化の一因になるといわれています。かつお節などでイノシン酸を補うことで、細胞の生まれ変わりを助けます。

■アンチエイジングに効果的なカツオ出汁のポイント

・かつお節は「荒節」を使う

かつお節には、カツオを蒸して乾燥させた「荒節」と、荒節にカビをつけて熟成させた「枯節」があります。荒節のほうが抗酸化力が強いそうですから、アンチエイジングなカツオ出汁には荒節を使いましょう。

・10分煮出す

一般的には、沸騰した湯にかつお節を入れ、火を止めて5分程度置いてから引き揚げるのですが、煮出したほうが抗酸化力が高まることがわかっています。

・昆布をプラスして腸内環境美化に

かつお節だけでも美味しい出汁がひけますが、昆布を加えることで、さらに美味しくなります。そして、昆布のミネラルや水溶性食物繊維が善玉菌のエサとなり、身体の中から美容健康をサポートします。昆布も一般的には、水で戻した後引き上げてしまいますが、細かくカットした昆布はそのまま入れておき、調理に使いましょう。

■アンチエイジングに効果的なカツオ出汁の作り方

〈材料〉

荒節 30g
昆布 20g
水 1リットル

〈作り方〉

1.昆布は細かく切り、一晩水に浸けておきます。
2.昆布を漉して火にかけ、沸騰したら出汁パックなどに入れたかつお節を加え、10分間煮込みます。
3.かつお節を取り出し、昆布を戻して出来上がり。

〈保存方法〉

一度にたくさん作った場合には、冷蔵庫もしくは冷凍で保存しましょう。


かつお節と昆布でひいた出汁はとても美味しく、お料理の味もワンランクUPします。美味しく食べてアンチエイジングに役立つカツオ出汁。ぜひ活用してくださいね。
(美養フードクリエイター 岩田まなみ)

【関連記事】
・ヨーグルトは食前に摂るのが◎簡単ダイエットレシピ3つ

【参考】
※鰹だし ラジカル消去活性 – 焼津水産化学工業
※鰹節の栄養 – カネソ22

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