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夏疲れのお肌に◎「繊維芽細胞」を元気にする飲み物2つ

  • 2016年8月28日
  • Life & Aging Report

夏も終盤、そろそろお肌にも夏の疲れが現れてくるころではないでしょうか。UVケアや食べものでの紫外線ケアをしていても、紫外線を100%カットすることはできませんから、少なからずお肌はダメージを受けていますよね。なんとなくお肌に元気がないな……と感じている方は、お肌のハリや潤いを保つコラーゲンやヒアルロン酸を作り出す源「線維芽細胞」を守り、活性化する飲み物を飲んでみましょう!


■線維芽細胞を守り活性化する飲み物 2つ

(1)線維芽細胞を守る「緑茶」

緑茶の抗酸化成分「カテキン」には、活性酸素による酸化ストレスにより線維芽細胞が死ぬのを防ぐ働きのあることがわかっています。またカテキンには、エネルギー消費を高め、すでに蓄積された脂肪を燃焼させる働きがあることもわかっています。ふたつの意味でお肌にもダイエットにもおススメの飲み物です。緑茶の渋味成分であるため、カテキンは、熱い湯で淹れたほうが溶け出します。さらに、茶葉を丸ごと粉にした抹茶や粉末緑茶であれば、カテキンを逃さず摂ることができます。


(2)線維芽細胞を生かす「コーヒー」

コーヒーに含まれるカフェ酸やクロロゲン酸には、紫外線によるお肌の炎症や色素沈着を抑える働きが期待されています。実際、コーヒーを飲む人のほうが、飲まない人に比べてシミが少ないとの調査結果もあります。さらにクロロゲン酸には、細胞を生存させる因子を活性化させて、線維芽細胞の生存をうながす働きがあるのだそうです。また、クロロゲン酸にもカテキンと同じように、すでに蓄積された脂肪の燃焼をうながす働きのあることがわかっています。カフェ酸やクロロゲン酸は、コーヒー豆に含まれる成分。インスタントコーヒーではなく、コーヒー豆から抽出したコーヒーを飲みましょう!


緑茶もコーヒーも、どちらも身近な飲み物です。夏の疲れがお肌に出ていると感じている方は、毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)

【関連記事】
・水出しはNG!?ルイボスティーの効果的な飲み方・選び方

【参考】
※ポリフェノールの皮膚における抗老化作用の検討(PDF) - 三島海雲記念財団
※お茶のおいしさを決める水と温度 - 伊藤園
※紫外線対策には、コーヒーが効く? - 全日本コーヒー協会
※コーヒーを飲めばシミは防げる!? - 全日本コーヒー協会
※茶カテキンによる体脂肪低減メカニズム - 花王
※クロロゲン酸類の体脂肪低減メカニズム - 花王

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