ベースメークに求められる質感には流行があります。メイク好きの方なら、シーズンごとにファンデーションを新調するのではないでしょうか? 下地やコンシーラーはどうでしょう? 今は抜け感のある生肌が流行していますので、ファンデーションそのものがナチュラルな仕上がりである分、よりコンシーラーのニーズが高まっています。日々変化するお肌の悩みに対応しつつ、時流にマッチした肌の質感を彩るには、パレットタイプのコンシーラーがオススメです。今回は美容ライター・コスメコンシェルジュの筆者が、最新の色彩研究に基づいたパレット・コンシーラーをご紹介します。
一口でコンシーラーと言っても、隠したい肌の悩みはさまざま。肌色選びを間違えると、肌悩みがかえって目立つことになりかねません。一般的に、大きなシミには、濃い色を、ニキビにはオレンジを、目の下のクマにはイエローよりのベージュを用いると言われていますが、実際には使う人のもともとの肌色や、その日の健康状態によって微妙に色が違って見えてきます。
スティックコンシーラーでは、数本持ち合わせていないと日々変化する微妙な肌色の変化に対応できないというデメリットがあります。また、広範囲にわたる色ムラではカラー調整が単一になってしまうので、自然な肌の質感が損なわれてしまう可能性も。
パレットタイプのメリット
一方、パレットタイプのコンシーラーは、お肌のさまざまな悩みにあわせて色味をかけ合わせて最適なカラーに調整することができます。また、コンシーラーを塗っていない部分との境目を調整するカラーもインされているので、より自然な印象を与えつつ、濁りのない白肌演出には効果的。さらに、ツヤ感を与えたり、滑らかに見せたり、といった調整も可能なのでプロのメークアップアーティストのように多くのアイテムを持ち合わせていなくても、お肌全体の質感を底上げすることが可能になります。
ロングセラーのアイテムにも優秀なアイテムは多いと言えますが、ファンデーションの色の流行に合わせて、パレット・コンシーラーの色合いもリニューアルされて発売されています。より自然な印象のまま今年の肌色に合わせたいなら、新しく発売されたものを使用することをオススメします。
クリエイティブコンシーラーEX SPF25PA+++/イプサ
ベストセラーのパレット・コンシーラーが時代に合わせて再リニューアル! 2016年8月5日発売の新商品です。もともと、テクノロジーを駆使した肌色の色調調整にこだわりのあるブランド。今回は、需要の高まりがみられる赤みをプラスしたカラーの新設計。透明感や質感にもこだわり、これまで隠れにくかった広範囲にわたる色ムラも自然にカバーしてくれます。美容関係者に大きく期待と注目が集まっています。
(税抜価格3,500円)
UV FFコンシーラー SPF24PA++/FTC
カリスマ美容家・君島十和子さんのこだわりがつまったスキンケア発想のコンシーラー。高濃度フラーレン配合で、活性酸素の影響で現れたエイジングサインにダイレクトに働きかけてくれる高機能さ。カラーも秀逸で、筆者は何を塗っても完全には隠せなかったシミを、ダークベージュにイエローベージュを重ねることできれいにカバーできました!
(税抜価格5,500円)
ナチュラルホワイトニングコンシーラー SPF32PA++/MiMC
敏感肌に傾いたお肌には、目の周りなど皮膚の薄い部分へのコンシーラーの使用には気を使うもの。こちらは、トラブルケアと美白を同時に行いながら悩みをカバーする薬用コンシーラーです。青みのくすみ、くまをカバーする光ピンク、茶系のシミやニキビをカバーするカバーオレンジに、悩みに合わせて色をブレンドすることのできる淡いベージュの3色入り。
(税抜価格5,500円)
日々、変化するお肌の悩みのニーズに合わせたコンシーラーを選んで、濁りのないナチュラルな質感のベースを目指してみてはいかがでしょう?
(美容ライター・コスメコンシェルジュ/斎藤明子)
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【参考】
※クリエイティブコンシーラーEX-イプサ
※UV FFコンシーラー-FTC
※ナチュラルホワイトニングコンシーラー-MiMC