さて今回で「お腹美人」になるエクササイズも最終回となりました。前回に引き続き、即効果を感じられるエクササイズをご紹介します。むしろ、この1つを習慣にすれば他はいらないかも? と思えるほど効果は抜群。さらに、お腹と同じように夏に欠かせない二の腕の引締め効果もプラスした動きなので、是非チャレンジしてみて下さいね。
食事の後の別腹はなし
「最近太っちゃって」「ダイエットが必要なの」が挨拶代わりになっていませんか? この言葉を使う人は、食事中は気にしているのかあまり食べませんが、お茶となるとスイーツ付きの人が多いのです。甘いものが欲しいから食事を軽くしたのでしょうが、満腹感は得られず物足りなさを感じます。そうであれば、最初からご飯をきちんと頂く。カロリーが気になるならば、パスタなどの炭水化物は控えめにするなど、おおよその計算をしながらチョイスしましょう。「どうしても甘いものがないと死んでしまう…」という人の場合は、クリーム系は控え、チョコレートを1かじりなど量を決めておくのがオススメです。
毎食後は必ず歯を磨く
これは食べすぎ防止の鉄板とも言えます。口の中がハミガキ粉の香りでいっぱいになれば、お菓子を食べようという気にはならないはずですし、ましてや綺麗になった口の中にお菓子を頬張ろうとは思わないはずです。
このエクササイズは、体幹を安定させながら腕立てをします。女性の場合は腕立て伏せが苦手な人も多いので、足を後ろに伸ばすのがキツい人は、両膝を床に付けたままで十分です。肘を曲げる際は、横に開かずに肘を少し曲げたら、両胸に肘を付けるイメージで脇を締めて下さい。脇肉や脇腹にもしっかりと効いてきます。
実践期間
3週間トライしてみて下さい。必ずボディラインに変化が現れます。ただし腰痛でお困りの方は改善してから、もしくは無理のない範囲で動作して下さい。
やり方
1. 両手、両膝を床に付けます。手首の真上に肩が、膝の真上に腰がくるように姿勢を整えましょう。つま先を床に立て尾てい骨を前に押し出すイメージで、お腹の筋肉で腰を天井方向に押し上げて体幹を安定させます。
2. そのまま左足を腰の高さに伸ばします。
3. そのまま顎を床に近づけます。このとき両肘は背中でくっつけるように脇を締め、上体がつぶれないように注意して下さい。この時も腰が反りすぎないように体幹を意識して下さい。5回動作したら反対側も同様に動作しましょう。
いかがですか? 今回で「お腹美人エクササイズ」は終了です。徐々にハードな動きをご紹介しましたが、体幹力や筋力が付き始めている、いやいやアップした! と感じて頂けたら嬉しいです。ぜひ前向きに自分の身体と向き合い、美腹をキープしてみて下さい。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)
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