前回から「お腹美人になるエクササイズ」をご紹介しています。皆さんチャレンジしてみましたか? 今回はもう少し難易度を上げて、確実に効果を感じるエクササイズをご紹介します。ぜひ気軽にトライしてみて下さいね。
お腹周りが太る理由は、摂取カロリー>消費カロリー=体脂肪。体はどこかで重心をとろうとして、おへそ周辺から脂肪をためこむからです。詳しくは、関連記事またはLARの筆者の過去記事より「私にもある「2つの脂肪」って?お腹周りに脂肪がつきやすい理由」をご覧くださいね!
主な原因はストレスから!?
その原因の多くはストレスです。満足感が得られず食べ過ぎてしまう状態は、「食べ過ぎ指令を出す脳が使えていない状態」を意味します。私たちの体は適正な体重をキープするためのホルモンや機能を持っているのに、それが使えない状態になっているのです。食事は人生の楽しみ! と言えるほど、食べることが好きな人は多いはず。味気ないダイエット食ではなく、心から美味しい! と思う物を食べましょう。血の滴るステーキだってオススメですよ。
食べ物を変えれば体は正しく機能する
そして、見かけだけの食べモノは控えましょう。例えば、高カロリーで栄養価の低いシロップを使ったスイーツ。もしあなたが食事後も満足感が得られないのであれば、食べているものを変えてみましょう。行動する事、考える事で「適正体重をキープさせる脳」が目を覚まし、内臓も正しく機能し始めるようになります。
エクササイズの効果
このエクササイズは、体幹の腹筋や背筋の大きな筋肉を使いながら、引き締まったお腹周りを作ります。さらにねじる動作で女性らしいクビレと薄いボディラインで華奢なシルエットに仕上げます。
エクササイズのポイント・注意点
ねじる動作が辛い人は、まず両手を前に伸ばすだけで十分です。この時、前に伸ばした指先は前に押し出し、みぞおち(おへそ付近)は後ろに押し出しながらバランスをとることです。現在腰痛でお困りの方は、改善してからもしくは、無理のない範囲で動作して下さい。
実践したい期間
3週間トライしてみて下さい。必ずボディラインに変化が現れます。
やり方
1.床に座って両足を床から離し、かかとを膝の高さに引き上げます。両手のひらを合わせ、指を絡めたら人差し指だけ前に向けます。腰骨の真上に肩が来る位置で、腹筋と背筋で背骨を押すイメージで、体幹を意識しましょう。
2.そのまま息を吐きながら、指先を左方向に押し出します。息を吸いながら上体を正面に戻します。
3.息を吐きながら、指先を右方向に押し出します。左右5回を目安に1セット。慣れてきたら2セットを目標に動作しましょう。
いかがですか? このエクササイズでお尻が痛い、床に座った状態で動作するのが辛い、という人もいたかと思います。その場合はブランケットなどを使い動作して下さい。さて次回は最終回。二の腕の引締め効果も抜群の一石二鳥なエクササイズをご紹介しますので、お楽しみに!
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)
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