今推進されている「減塩」は、高血圧による脳卒中や心臓病予防のためでもありますが、実はダイエットに役立つなど、うれしい効果が期待できます。外食やコンビニ利用の食事も多いという多忙な30代・40代女性は、塩分を自分でコントロールするのはなかなかむずかしいものですよね。そこで、外食やコンビニメニューでも賢く減塩するコツをご紹介します。
味噌汁やスープが好きで1日2回以上飲んでいる、ごはんよりもおかずをよく食べる、ハムやウインナーなどの加工食品を習慣的に食べている…。こんな人は要注意。塩分の摂りすぎになっているかもしれません。
LARでもたびたびご紹介しているように、塩分は過剰に摂取するとむくみの一因に。塩分を減らせば、なかなか改善しなかったむくみがスッキリする可能性も。食事の味を薄めにするとごはんの量が自ずと減り、ダイエット向きであるという考え方もあるようです。
減塩は、自炊がメインの人は自分で塩分を調整できますが、外食やコンビニ利用が多い人は、なかなかむずかしいもの。そこで、外食・コンビニメニューを選ぶときの減塩のコツをご紹介します。
イタリアンなら「トマト」のメニューを選ぶべし
イタリアンの食事なら、トマトソース系料理がおすすめ。トマトやにんにくの旨味で、塩分少なめでも美味しくいただけます。
辛味のある中華料理も減塩に◎
中華料理によく使われている辛味は、塩分が少なくても美味しいので自然と減塩に。野菜をたっぷり使ったメニューを選ぶのがコツです。
調味料はかけずに、つけながら食べる
塩コショウやしょうゆ・ソースは食材にかけるよりも、つけながら食べると少ない量で済ませることができます。
麺類・味噌汁の汁は全部飲まない
ラーメンやそば、うどんなどのスープには、塩分がたっぷり。できるだけ飲み干さないようにいただきましょう。
この他、サイドメニューやおかずには野菜をできるだけ多めに取り入れるのも減塩のコツです。カリウムを多く含む野菜なら、塩分を排出してくれる作用が期待できます。外食やコンビニ利用の食事でも、賢くチョイスすれば減塩は可能。さっそく次の食事から意識してみては?
(LAR編集部)
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【参考】
※減塩食について – 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス
※庄司 いずみ著(2015年)「週末だけ塩抜きダイエット デトックス・ベジレシピ」(主婦の友社)
※ディナー・外食で減塩! – 胡麻麦茶 サントリー