普段は、ブラウン系などの肌なじみ良いアイシャドウを選んでいる方でも「夏は、大胆なカラーメイクを楽しみたい」という方もいらっしゃるでしょう。
メイクアップアーティストの筆者が、大人のカラーメイクを上手に楽しむポイントをご紹介いたします。
大人のカラーメイクのポイントは、「鮮やかさ」です。つややかな美しさのためには、肌の見え方も大切です。この時期の肌は、夏冷えからの血行不良、日焼けによるくすみや乾燥で、いつものブラウン系メイクさえも顔色をにごらせます。
眉やアイライン、マスカラなどは、いつもよりくっきりとコントラストをつけるようにしましょう。アイシャドウは思い切って派手色をチョイスすると、鮮やかな色が肌色のあらをぼかしてくれます。繊細に輝くパールやメタリックな質感のものがおすすめです。
派手な色が苦手な方
鮮やかな色は肌色からも浮いて見えやすく、抵抗のある方もいらっしゃいますね。そんな時は、派手色のアイシャドウを塗った上から、ブラウンアイシャドウをうっすら重ねてつけてあげましょう。
ただし、派手色に選んだアイシャドウがくすんでいると綺麗に仕上がりませんので、思い切って鮮やかな色を選ぶこともポイントです。
いつものブラウンアイシャドウの奥にキラリと鮮やかな色が透けて、上品なカラーメイクに仕上がります。
細めのチップを使って、カラーラインとして派手色を下まつげのきわに入れると、派手すぎず目元の表情に動きがでます。
目の下のクマや顔全体のくすみを強調する場合があるので、下まぶたには、黒やグレー、濃いブラウンは重ねずに仕上げましょう。
デザイニング カラー アイズ/スック
肌映えする絶妙な色使いに定評がある「スック」のアイシャドーパレットです。
上品にきらめくパール感が、美しく目元を彩ります。アクセントカラーにブルーを下まつげのキワに入れると、涼しげな目元を演出できます。
(全12種 税抜価格6,800円)
画像カラー:07 翡翠光-HISUIKOU
夏は、暑さで血流が良く、肌表面がうっすら汗で光っているような印象が理想的です。
肌のイキイキとしたハリを感じるような色と質感は、鮮やかな発色と肌なじみの良さが魅力のクリーム系のチークがおすすめです。
クリーム ブラッシュ/コスメデコルテ
高透明度のパールとオイルのつやが、ナチュラルな血色感を叶えてくれます。
軽やかなつけ心地で肌への密着感が高く、色持ちが良いので汗や皮脂による崩れ対策としても優秀です。
(全8色 税抜価格3,500円)
画像カラー:RD450
鮮やかな発色のアイテムは、うっすらつけても効果が出やすいのが特徴です。躊躇してしまう方も多いですが、上級ナチュラルメイクには欠かせないテクニックでもありますので、加減をマスターしてメイクの幅を広げましょう。
(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト 毛髪診断士 上野リサ
大手化粧品メーカーでメイクアップアーティストとして活動後、幅広いジャンルで「顔創り」に取り組む。顔を起点とした”善い美容習慣の定着”を目指す「face conductor」というジャンルを開拓。)
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【参考】
※デザイニング カラー アイズ – スック
※クリーム ブラッシュ – コスメデコルテ