アラフォーともなれば、身体の外側からだけでなく内側からのケアを、より重視しましょう。内側からのケアでおすすめの方法は、「油」を変えることです。
油と聞くと、「太りそう」と敬遠される方も多いと思います。ですが、油の種類は多く、積極的に摂りたい種類の油もあるのです。
油は身体の各器官に必要不可欠で、大切な働きをしています。肌や髪にも油がないとツヤ感が失われます。適度な量の油は、イキイキとした身体や肌つくりに重要な役割を果たします。
効果があまり実感できないサプリメントを続けるよりも、料理の際に油を変える方が、手軽に美と健康キープに役立ってくれます。
私たちが料理でよく口にしている主な油は、「オメガ3、オメガ6、オメガ9」の3種類です。最も頻繁に食べているのは、サラダ油などの「オメガ6」、続いてオリーブオイルなどの「オメガ9」です。
えごま油や亜麻仁油などの「オメガ3」は、酸化しやすいなどの特徴もあり、どうしても不足気味になります。
しかし、オメガ3は「続けて摂っていくうちに中性脂肪が減った」「LDL値(悪玉コレステロール)が下がった」という声もあります。基礎代謝が落ちてくるアラフォー以降の女性は、特に意識して摂りたい油です。
また、オメガ3以外の油も、できるだけ自然な素材のもので圧搾されたものを選びましょう。
アラフォー女性におすすめしたい、話題の油を3点ご紹介します。
(1)インカインチオイル(サチャインチオイル)/アルコイリス
外食の多い人や現代人に足りないといわれる「オメガ3(αリノレン酸)」を多量に含むオイルです。南米ペルーのインカグリーンナッツをコールドプレスで圧搾したもので、「ビタミンE」も豊富に含むため、抗酸化力がとても高いのが特徴です。
えごま油などのオメガ3の多いオイルは酸化しやすいため生で使うしかないけれど、これは加熱もOKなのでとても便利です。少し、青っぽい香りがします。
(105g 税抜価格1,100円/180g 税抜価格1,650円/460g 税抜価格3,680円/1,650g 税抜価格11,880円)
(2)和の玄米オイル/リブレライフ
国産の食用米ぬかを、昔ながらの製法で圧搾した油です。
活性酸素を抑制するなどの働きを持つ強力な抗酸化成分「トコトリエノール」、コレステロールの消化吸収を阻害したり、血液中の余分なコレステロールを減らす働きを持つ「植物ステロール」、そして、美容と健康のためにさまざまな働きをする米ぬか特有の成分「ガンマーオリザノール」の強力トリオを豊富に含んでいます。
(65g 税抜価格800円/255g 税抜価格3,000円)
(3)有機食用ブラッククミンシードオイル/アトワ
インドやパキスタン原産の「ニゲラ」という植物の種子から作られているオイルです。コールドプレス製法で有機JAS認証も受けています。
31種類のミネラルを含有し、古代から「万能オイル」としてさまざまな身体の不調や美容のために使われてきたスーパーオイルです。ピリッとした辛みがあるのが特徴ですが、スパイスのクミンとは別物です。
ティースプーンで1日2杯をそのまま飲むタイプですが、サラダにかけたりスムージーなどに混ぜて摂ることもおすすめです。
(100ml 税抜価格 1,900円)
ご紹介したいずれのオイルも、それだけを極端に多く摂るのではなく、いくつかを併用しながらバランスよく摂りましょう。
(美容エディター&ライター 斎藤真知子
編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの(でも現在はほぼ出ない)基本乾燥肌。)
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【参考】
※α(アルファ)リノレン酸 – わかさ生活
※ω(オメガ)-3 – わかさ生活
※インカインチオイル(サチャインチオイル) – アルコイリス
※和の玄米オイル – リブレライフ
※有機食用ブラッククミンシードオイル – アトワ