「待ち合わせによく遅刻する」「片付けが苦手」など、生きづらさを感じるのは、もしかしたら「発達障害」が原因かも!?
発達障害の基礎知識のほか、37のシーンを通して自己理解を深め、困りごとを減らすコツをわかりやすく解説する本『もしかして発達障害?「うまくいかない」がラクになる』からご紹介します。
(マンガ/都会)
家の鍵をうっかり見失うことは誰しもありそうですが、置き場所を決めていないとなると、ADHDの人に見られる「秩序立った行動が苦手」な特性といえそうです。
ADHDの人におすすめなのは、100点満点の片づけを目指さないこと。60点ぐらいを目指す気持ちでやってみてください。また、「片づける」ということを分解して考えてみると、それはシンプルな次の2点です。
1.収納する場所(ものの住所)を決める
2.使ったら決めた場所に戻す
例えば、鍵は玄関の定位置につるす、バッグの内ポケットに財布、定期券、スマホの指定席を決める、化粧品は洗面所にまとめるなど、必ず「ものの住所」を決めましょう。
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『もしかして発達障害?「うまくいかない」がラクになる』1,760円/主婦の友社
Amazonで詳しく見る部屋が片づけられない、約束の日時を間違える、集団から孤立しがち…など、あるあるシーンを4コマ漫画で紹介。また、専門ドクターによる「ラクになるコツ」解説つき。発達障害をわかりやすく学べる一冊です。