汗を拭くのに大活躍する、夏の必需品『手ぬぐい』。ハンカチよりも大きくタオルよりも薄いため、他にはない使い勝手のよさが魅力のアイテムです。そんな手ぬぐい、実は拭くだけでなく包むという使い方でも大活躍するのをご存じですか?
包むものによって、手ぬぐいがまさかのアイテムに変身します。今回は、簡単で今すぐにでも試してみたくなる包み方を3つご紹介します。
まずは、本にぴったりとフィットしたブックカバー。
包みたい本の3倍の長さよりやや短くなるように、手ぬぐいの両端を折ります。
本を、背表紙が手ぬぐいの縦の中心線にくるように置きます。
手ぬぐいを先ほどの縦の中心線に合わせて折ります。
本の横幅に合わせて、手前の手ぬぐいの端を折り返します。
裏側も同様に折り返したら、折り返した部分が裏側にくるようにして広げます。
本を横にずらし、本の縦の長さに合わせて下の方を表に向かって折ります。
同様に上の方も折ると、このようになります。
今、折った下の方をめくり、折った上の方を挟み込みます。
左右挟み込むとブックカバーの完成です。
この部分に本の表紙を挟んで使います。
お次は、ペットボトルをキュッと包んでくれるホルダー。
包みたいペットボトルの2倍の長さになるように、手ぬぐいの両端を折ります。
手ぬぐいが縦長になるように敷き、ペットボトルを中心に置きます。
奥側の両角を持ち、ペットボトルの方に持ち上げます。
このように、ペットボトルに手ぬぐいをしっかりと巻きつけます。その時に、手ぬぐいの手前側の両角を尖らせるようにします。
ペットボトルを手前に倒します。
尖った両端を持ち、ペットボトルの上に向かって持ち上げて結んだら完成!
結露しても手ぬぐいがしっかりと吸水してくれそうです。
最後は、インテリア用品にもなっちゃうティッシュボックス。
包みたいティッシュボックスのサイズに合わせて手ぬぐいの両端を折ります。左右を折ったら、この状態になる長さに調整してください。
奥の左右の角を持ち、手前に持ってきながら広げて折り、船のような形にします。
このようになります。点線の位置が、内側で折り線になっている場所です。
手前の方も同じように折ります。
左右をそれぞれ仮結びします。
もういちど結んでかた結びにし、ティッシュボックスがしっかりと固定されたら完成!
手ぬぐいは包むものによって、あっという間にさまざまなアイテムに大変身します。拭くだけのものと思い、なかなか活用できていなかった手ぬぐいがご自宅に眠っていましたら、ぜひこの機会に包み方をマスターしてみましょう!
文・写真/mayumi