家のみならず外出先でも常備されている「消毒用アルコール」。みななさんは使用期限を把握していますか?実は、捨て方にもちょっと注意が必要なんです。
多くの消毒用アルコールは、ほとんどの製品で製造から3年の使用期限が設定されています。
コロナ禍が始まった2020年頃にまとめ買いしたアイテムがまだ残っている…という場合はそろそろ使用期限が切れてしまう(すでに切れている)ものもあるかもしれないので、心当たりのある方はチェックしてみてください。
使用期限があると聞くと、うちの消毒用アルコールは大丈夫?とパッケージを確認したくなるかもしれません。しかし、一部の商品では使用期限が明記されていますが、残念ながら多くの場合は記載されていないそうです。
その代わりに製造日がロット番号としてパッケージに記載されている商品もあるので、そこから約3年間を使用期限の目安にすることができそうです。
ただし、前述した通り消毒用アルコールは保管方法によって状態が左右されるものなので、これを機に、パッケージに書かれている正しい保管方法ができているかを合わせてチェックしておくのがおすすめです。
液体タイプが多い消毒用アルコール。つい排水口に流し捨てようとしてしまいますが、これは絶対NG!
消毒用アルコール液は濃度が高く揮発性があって引火しやすいため、その状態のまま捨ててしまうと下水道で発火して火事の原因となる可能性があります。
台所の排水口などに流すのはもちろんのこと、危険物なので液体のままゴミに出すのも危険です。
1. 雑巾や古紙など、廃棄しても良い吸水性のあるものを用意する。
2. 余っている消毒用アルコールを染みこませる。
3. 吸収させた雑巾や古紙などがしっかり乾いたら、燃えるゴミで処分。
この作業を行う時は、必ず近くに火の気がないことを確認しましょう。また、十分に換気することも忘れずに。ベランダなど屋外で作業するのがベストですが、難しい場合は窓を開けるなど空気がこもらない状態で作業するようにしてください。
また、アルコールで肌荒れしやすい方は写真のようにあらかじめ袋を下に敷くなどしてから作業すれば、捨てる際にアルコールが肌に触れにくくおすすめです。
※お住まいの地区によって異なる場合があるので、自治体のホームページなどをチェックしましょう。
まとめ/あるぱか ※記事を再編集して配信しています。