こんにちは、家事コツ研究員のヨネダです。真空断熱タンブラーって、冷たいものは冷たく、熱いものは熱いまま楽しめるので、一年中重宝しますよね。でも、実はそんな真空断熱タンブラーにも「寿命」があるってご存知でしたか?今回は「寿命をむかえた真空断熱タンブラーの見分け方」と、「保温しなくなったタンブラーの再利用アイデア」をご紹介します。
真空断熱タンブラーの寿命は、熱湯を入れてみるとすぐに分かります。
8分目くらいまで熱湯を入れたら、1~2分ほど置いてみましょう。
タンブラーの下の部分を触ってみて、温かくなければまだまだ現役選手!
でも、温かく感じられたら寿命が近づいているかもしれません。触るときは、火傷しないようにそっと触ってみてくださいね。
また、ちょっと時間はかかりますが「氷水を入れて10分ほど待つ」という方法でも見分けられます。
10分経って、タンブラーの表面に水滴がついていなければOK。水滴がついて結露していれば、寿命が近いサインです。
真空断熱タンブラーは二重構造になっていて、中は熱を伝えにくい真空状態になっています。
真空状態をキープしてくれるのが、タンブラーの底面に貼られているシールです。
シールがはがれてしまったり、隙間ができてしまったりすると、真空状態を保つことができなくなるので寿命をむかえてしまいます。
でも、寿命をむかえたタンブラーをポイッと捨てるのはもったいない!
真空断熱タンブラーは、素材自体はとっても頑丈。細長くて場所を取らないので、家の中のさまざまな収納に役立ちます。
ということで、再利用アイデアをいくつか考えてみました。
使わなくなった真空断熱タンブラーは、細長いモノを立てるのにぴったり!
スティックシュガーやインスタント飲料をひとまとめにすると、かさばらずに収納できます。
子どもたちがよく使うストローも、たくさん入ります。
食器棚にコップと一緒に並べておけば、サッと取り出せて便利。使いやすい場所に置くことで「ママ~、ストローはどこ?」と呼ばれることもなくなりましたよ。
真空断熱タンブラーは、冷蔵庫収納にもお役立ち。
まず冷蔵庫のドアポケットにタンブラーをセットして…、
マヨネーズやケチャップなどのボトルを差します!
こうすると逆さにしたまま保存できるので、最後までスムーズに使い切ることができます。
チューブ入り調味料以外にも、タレ小袋やベビーチーズなどの小さくて迷子になりがちなアイテムをまとめておくのにぴったりです。
豆苗や小松菜などの根っこを育てる「リボベジ(再生野菜)」がネットで流行っていますよね。真空断熱タンブラーを使ってリボベジにも挑戦してみました!
今回は豆苗を使用。まず根っこを切り落とし、葉っぱの方は料理に使います。
根っこは捨てずにタンブラーへ。根っこが浸るくらいの高さまで水を注ぎます。
あとは水を毎日変えつつ放置するだけ。直射日光が当たるとタンブラーが熱くなってしまうので、北向きの窓辺に置きました。
2日目には、かわいい新芽がぴょこっと顔を出しました!ただ、背の高いタンブラーだと日当たりが悪いせいか成長スピードがいまいち…。
リボベジよりも、100均で売っているハイドロボールで底上げして、観葉植物用の鉢にするとよさそうです!
寿命が来ても、まだまだ使えるタンブラー。お気に入りのタンブラーの性能が落ちてきたかも?と感じたら、ぜひ試してくださいね。
撮影・文/米田モック ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。