旬の大根は美味しくて価格もお手頃。ですが、家族の人数によっては大根1本を消費するのが大変だったり、大量にもらって悪くしてしまうなんてことも。今回ご紹介するのは、長持ちさせる大根の保存方法。これを実践すればもうそのような問題とは無縁です♪
長期保存には冷凍保存のイメージ強いかもしれませんが、実は冷蔵保存でも長期保存できる方法があるので要チェック!
では、まずはこのような冷凍や冷蔵保存に対応している保存用袋をご用意しましょう。
それでは冷凍保存の方法からご紹介します。冷凍保存には「そのまま冷凍」と「下味をつけて冷凍」のパターンがあります。
皮を剥き調理で使用する際の形にカットし、冷凍保存対応の保存用袋に入れます。いちょう切りや短冊切りなど、切り方ごとに分けて保存しましょう!
調理の際は冷凍されたまま煮たり炒めたりすることができます。また、煮物の場合は先に冷凍しておいた方が味染みしやすいというメリットもあります。
更に、味染みしやすくするために冷凍する際に下味をつけておくのもオススメです。しっかりと密閉できる保存袋を選びましょう!
どちらもそのまま冷凍室に入れるだけです。
長期保存のイメージが薄い冷蔵保存ですが、以前NHKのテレビ番組「あさイチ」で放送され話題になったのがこの保存方法です。
まず、葉の部分と下の細い部分を切り落とします。
皮を厚く剥きます。
保存袋に入れ、できるだけ空気を抜きます。
そのまま冷蔵庫の野菜室に入れるだけ。これは大根農家さん直伝の保存方法のようで、放送後にたくさんの人がこの保存方法を試し、冷蔵での長期保存に成功したとのことでした。
この保存方法のポイントは、皮を薄くではなく厚く剥くとこと。これだけで大根の冷蔵保存でありがちな、シンシナな状態にならないそうです。厚く剥いた皮はきんぴら等の炒め物に活用すれば無駄なく使いきれそうですね!
冷凍でも冷蔵でも長期保存が可能な大根。一度に食べきれなくてもそのままにしておかず、ひと手間加えた保存方法で最後まで美味しく頂きましょう♪
※今回ご紹介した冷蔵保存に関して、番組内では最大4ヶ月ほど保存できたというお話もあったようですが、冷凍・冷蔵にかかわらず、1ヶ月をめどにできるだけ早めに食べきるようにしましょう。また、保存後は色や匂いに違和感がないか確認してから調理することもお忘れなく!
文・写真/mayumi