再利用したいけど何に使っていいのか分からず結局ポイッとしてしまうリップクリームの容器。でも、何かに使えそうなのでそのまま捨ててしまうのはもったいないですよね。そこで、使い切ったリップクリーム容器を収納ケースへと変身させしてみました。定番の再利用アイデアからこんな方法も!?な活用法をご紹介します。
使い切ったリップクリームの容器にはまだ少し中身が残っていますよね。中身をきれいにする方法には色々ありますが、次の2パターンを試してみたところ手軽にきれいに取れました。
① ドライヤーの熱で温めてから、爪楊枝にティッシュを巻いて掻き出すように拭き取る。
② お湯にクレンジングオイルを入れ、容器が浮かび上がらないようにしばらくつけ置きします。それを数回繰り返し、爪楊枝にティッシュを巻いで細部をキレイに拭き取る。
これで準備完了!リップクリームの中身がきれいになりました。
リップクリーム容器の再利用といえばコレ!サイズ感も使いやすさも超優秀なヘアピン収納。特別な工程は一切なく、バッグや化粧ポーチの中で″ヘアピン行方不明になりがち問題″もこれで解消!
容器にヘアピンを入れるだけ。はい出来上がり!
色々なサイズのヘアピンが収納できるサイズ感なのもいいですね。
実際に試してみて気付いたことは、ヘアピンをたくさん入れると出し入れするのが大変だということ。まだまだ入るからどんどん入れちゃえ~ではなく、少し隙間を空けて余裕をもたせたほうが使い勝手がいいです。
外出時やオフィスのトイレで鏡を見たとき、マスカラがまぶたや目の下に!そんなときに綿棒があれば…なんてことはあるあるですよね。専用の綿棒ケースも売られていますが、リップクリームの空き容器でも活用できます。
ダイソーなどの100均で売っている綿棒。今回はベビー綿棒を使用しました。
リップクリームの容器の長さに合わせて綿棒をカット。個包装の綿棒は真ん中からビニールが切り取れる仕様になっているものがあるので、未使用側に付けたまま残しておけば衛生的にも安心。
リップクリームの容器にIN。綿棒をカットした半分は容器に入れて持ち運び用に、もう半分は自宅で使う用に♪
アクセサリーの持ち運びに便利なのはジュエリーケースやポーチだけではありません!
小さなピアスは繊細なので、ポーチの上から強い衝撃が加わればポスト(軸)が曲がったり、ちゃんと収納したはずなのに「どこにいった?!」なんてポーチの中を探すことになったりも。リップクリーム容器を収納に使えば、ある程度の耐久性もあってコンパクトなので、外出時や旅行先で管理しやすいのでおすすめです。
今回はフェルトを使用しましたが、余っているはぎれでもOK!フェルトは生地の表面の硬さにムラがあるので、刺しやすそうな場所を探りながら、やさし~くピアスを刺し込んでください。
ピアスのポスト(軸)が外側になるようくるっと巻けば、
このように容器にすっぽり入りました!
この「フェルトをくるっと巻いて収納」する方法は、ミニサイズの子供用ヘアピン(パッチンタイプ)収納にも使えます。
外出先で前髪やおくれ毛を可愛くアレンジしたヘアスタイルを整えるとき、メイク直しや歯磨きをするときなど、ヘアピンやヘアゴムがあると便利ですよね。ヘアピンもポーチの中で行方不明になりがちなので、このアイデアはいいかも!
スニーカーのちょっとした汚れ、気になりませんか?外出してから汚れに気付く&外出時に汚れる(汚される)パターンは少なくなく…。おしゃれは足元から♪ということで、どんなシーンでも常に足元はキレイにしておきたいもの。
そこで、スニーカーの汚れ落とし消しゴムをリップクリーム容器に収納して、便利アイテムを作ってみました。
今回はネットで購入した専用消しゴムを使用しました。100均にも専用の消しゴムは売っているのでそちらを使っても◎。
きれいに洗ったピンクの土台をリップクリームの容器にセット。容器のサイズに合わせて消しゴムの長さや太さを調節し(ハサミやカッターでカット。工作しているみたいで楽しい♪)、それを土台に入れて、消しゴムをぐーっと押し入れながらつまみをゆっくりと下まで回します。
実際に使えるか試してみました。
くるくる~とリップ出す要領で消しゴムを出し、汚れ部分をササっとこすります。秒でキレイになりました!汚れ処理後の消しゴムも、リップクリーム容器ならキャップがあるので持ち運びも便利で衛生面でも安心です。
カットした消しゴムの余りは使いやすい大きさにして、自宅でスニーカーをきれいにする用にすれば無駄なく使えます。(スニーカーの素材によって消しゴムが適さない場合もありますので、ご使用の際は用法をご確認ください)
本来の役目を終えたリップクリーム容器のその後の使い道をご紹介しました。空き容器のサイズによっては上記の方法が適さないものもありますが、もしお手元に使い終わったリップクリームケースがあれば、一度試してみてはいかがでしょうか?
まとめ/高木智子、暮らしニスタ編集部