読めそうで読めない漢字クイズ、今回は「生憎」を出題!ひとつひとつの漢字は難しいものではありませんが、何と読むか…もちろん、わかりますよね?
「生」は「なま」「しょう」「せい」や「いきる」など読み方の多い漢字。
一方「憎」は「憎悪(ぞうお)」の「ぞう」や、「憎む(にくむ)」と読みますね。
『期待や目的にそぐわないさま。都合の悪いさま』や『折あしく。ぐあい悪く』という意味の「生憎」ですが、語源となった言葉がヒント!
感動詞の「あや」と形容詞の「にくし」から成る古文、「あやにく」です。
さあ、わかりましたか?
「生憎な空模様」や「生憎、その日は不在にしております」のように、『残念ながら』や『期待に沿えない』といった気持ちを表す場合に使われる言葉です。
ちなみに「お生憎様」は、一見丁寧語のようですが、皮肉や嫌味のように伝わる場合もあるので、使う際はご注意を!
まとめ/meiko 参考/デジタル大辞泉(小学館)