日本サッカー界で長年現役として活躍中の長友佑都選手。年々パフォーマンスが向上する強さの秘密は専属シェフ・加藤超也氏のレシピに。週数回の食事のサポートをし、特に大切しているのが「高たんぱく、良脂質」。これこそが怪我の回復力はもちろん持久力の高い体を手に入れる2大要素なのです。
たんぱく質は魚や肉、卵、大豆食品をまんべんなく、油は使い回さずに新しいものを使うのがポイント。結果、丈夫で老けにくい体に。今回は、加藤シェフとっておきのレシピの中から疲れていても食べやすい「豚のしょうが焼き」をご紹介します。
バラ肉よりもたんぱく質量が多いロース肉に、すりおろし玉ねぎのソースを合わせて舌ざわりよく仕上げます。
スタミナ豚しょうが焼きエネルギー:453kcal
たんぱく質:28.2g
糖質:19.1g
豚肉×玉ねぎでスタミナアップ!ロース肉を使うことで、バラ肉に比べてたんぱく質量がアップ。玉ねぎに含まれるアリシンは豚肉に豊富なビタミンB1の吸収率を高めます。
豚ロース肉(しょうが焼き用)…400g
しょうがのせん切り………………4枚分
〈 合わせ調味料 〉
玉ねぎのすりおろし…1/4個分(60g)
砂糖……………………大さじ2
しょうゆ、みりん……各大さじ2.5
小麦粉……………………小さじ2
米油(なければサラダ油)………小さじ2
キャベツのせん切り………………1/6個分
・キャベツは冷水に3分ほどさらし、ざるに上げて水けをきる
・合わせ調味料の材料はまぜ合わせる
1 豚肉の下処理をし、小麦粉をまぶす
豚肉は余分な脂を切り落とし、脂身に2カ所ほど切り目を入れて筋切りをする。小麦粉を片面のみにまぶす。
「脂質を極力減らすべく、豚肉の余分な脂は少し手間でもとるのがよいです。筋切りをすると肉が縮まず、食べやすくなります」(加藤シェフ)。
2 焼いて、調味液と煮からめる
フライパンに米油を熱し、豚肉を並べ入れて強火で3分焼く。しょうがと合わせ調味料を加えて豚肉を返し、煮からめる。
3 盛りつける
器にキャベツを盛って、2をのせたら完成です!