11月中旬頃から朝晩の気温が下がり、15度を下回る日が増えてきます。秋が段々深まると、欠かせなくなるのが「マフラー」です。防寒具としてはもちろん、ファッションアイテムとしてもコーディネートを引き立たせてくれる秋冬の必需品。
今回はそんなマフラーをより暖かく、よりおしゃれに着用するための巻き方を6パターンご紹介します。それぞれ巻き方に特徴があるので、シチュエーションやコーディネートに合わせて試してみてくださいね!
シンプルでスタイリッシュな印象を与える「ピッティ巻き(別名:ミラノ巻き)」。キレイめのコーディネートと相性が良いマフラーの巻き方で、スーツなどの仕事着に合わせるのにもおすすめです。巻き方もとても簡単で、首元をしっかりと暖めてくれます。
1. 今回は大判ストールを使用するので、まずは幅が半分くらいになるように折ります。
2. 首にぐるっと一周マフラーを巻きます。
3. 片方のマフラーを首の輪からすこし取り出し、小さな輪を作ります。この小さな輪の中にもう片方のマフラーを通します。
4. 形を整えたら完成です!
ストールやマフラーの幅をもう少し狭くしてから巻くと、もっとスタイリッシュな印象になりますよ。
「ウィンディ巻き」は、胸元からボリュームを出せるマフラーの巻き方です。寒い日にはもちろん、アウトドアシーンでマフラーを使うときにもおすすめ。すこし複雑な巻き方をしているため、比較的形が崩れにくいのもポイントです。
1. マフラーを二重にして首に掛けます。
2. 写真右側の輪に左側のマフラーを片方だけ通します。
3. マフラーを通した状態で輪をねじります。
4. ねじった輪にもう片方のマフラーを通します。
5. 左右のバランスを整えたら完成。
トレンチコートなど胸元が開いているアウターを着用する時にぴったりな巻き方です!
「ポット巻き」もオンオフ問わずに使えるスタイリッシュなマフラーの巻き方。写真では大判ストールで巻いていますが、ウールの厚手のマフラーで巻くともっと可愛く仕上がります!シンプルゆえにマフラーの種類によって印象がガラッと変わるのが魅力。
1. 左右の長さを合わせて、マフラーを巻きます。このとき首元に大きな輪を作っておきます。
2. 首元の輪を1回だけひねります(8の字に)。
3. ひねって作った輪に左右のマフラーを入れます。
4. 形を整えたら完成!
ポット巻きもマフラーの端が真ん中に収まるので、コートを羽織るときなどにもおすすめです。
可愛らしくやわらかな印象を与える「ボリューム巻き」は、カジュアルなコーディネートにぴったりな巻き方。マフラーの端が左右に広がるので、リボンのような可愛らしい形に仕上がります。女性はもちろん、男性がボリューム巻きをしても優しい雰囲気になるのでおすすめ!
1. 片方を長く、片方を短く調整して、首に一周巻きます。
2. 短い方のマフラーを上に持ってきて交差させます。
3. 長い方のマフラーで短い方を巻き込むようにしながら、首元の輪に通します。
4. 左右の長さを合わせたら完成です!
「クロス巻き」も見た目が可愛らしく、カジュアルなコーディネートにぴったりな巻き方です。ほかの巻き方とはすこし手順が異なり、バランスやサイズを調整しやすいのがクロス巻きのポイント。
マフラーを巻いていると徐々に形が崩れてくることがありますよね。クロス巻きは形が崩れたときにもさっと元通りに直せるのも魅力です。
1. マフラーの真ん中でゆるく止め結びをします。
2. 首元に結び目を当てて、前からマフラーを一周させます。
3. 結び目に左右のマフラーを通します。結び目の中で左右のマフラーを交差させるイメージです。
4. 左右のバランスを見て、形を整えたら完成!
クロス巻きは、上下にマフラーを通していないので、ほかの巻き方と比べると体を動かしても崩れにくいんです。
昨年、SNS等で話題になっていた「バラクラバ風巻き」もチェックしておきましょう!バラクラバ風巻きは、顔まわりをしっかりと覆い、防寒性を高められるのが大きな特徴です。機能性はもちろん、全体的なシルエットも可愛らしく、おしゃれの要素として取り入れるのにもおすすめ。
1. マフラーを左右同じ長さで首に巻きます。
2. 左右のマフラーともに、首の輪の中に通します。
3. 輪にマフラーを通して、左右の長さを揃えます。
4. 首元の後ろ側のマフラーを形が崩れないように広げていきます。
5. 頭まで伸ばして、耳まで覆ったら完成です。
日が暮れて耳が冷えてきたらバラクラバ風巻きに変えて対応する、そんな活用法も便利だと思います!
今回は可愛く、暖かくマフラーを活用するための巻き方を6パターンご紹介しました。それぞれの巻き方で見た目も機能性も変化するので、その日の気温、コーディネートに合った巻き方をマスターして、あなたらしい秋冬のスタイルを楽しみましょう!