こんにちは。家事コツ研究員のTです。数年ぶりに実家に行くため冷蔵庫整理を思い立ち、開けて奥まで見てびっくり。出てくる出てくる少しだけ余ったドレッシングの瓶やケチャップ、ジャムなどの調味料の数々! 捨てるに捨てられず、かといって放置するのも心配です。そこで、これらの少しだけ余った調味料を使い切る方法を調べて、さっそく試してみました!
冷蔵庫を見れば、調味料だけではなくて、忘れ去られた使いかけ野菜たちがちらほら。
おひたしにしようとして茹でて忘れていたキャベツまで発見!こちらも一緒にスープにしちゃいます。トマト缶やトマトジュースなしでも十分おいしいですよ♪
・オリーブ油…適量
・余ったケチャップ…適量
・固形スープの元…2つ(鰹だしでも可能。鰹だしならば適量)
・塩、胡椒…適量(ケチャップの量で変わるため)
・水…800cc
・醤油…小さじ1
・余り野菜…適量(なんでも)
・ベーコンやハム…2枚(あれば)
・にんにく…ひとかけ
※そのほか、ローリエや、セロリ、オレガノなどハーブがあれば、香りがよい。
1)余り野菜は1cmぐらいの大きさに揃えて刻んでおきます。熱した鍋ににんにく、オリーブオイルを入れ、ベーコンやハム、野菜を炒めてしんなりさせます。
2)ケチャップのボトルに水を入れて振り、中身を鍋に入れます。トータルで800ccぐらいになるよう水を調整してください。
3)固形スープの素を入れます。ひと煮立ちしたら、醤油小さじ1と胡椒少々を入れ味見をしながら、足りないようであれば、塩を足します。あれば、ローリエ(月桂樹の葉)やセロリを入れると風味が増します。
4)完成!マカロニやパスタを折って入れても、具だくさんで楽しめます。鰹だしでもトマトとの相性がいいのでおすすめです。
使うに微妙な量が残ったドレッシング。鶏むね肉と合わせてレンチンするだけでやわらかく蒸し鶏が作れると知り、さっそくチャレンジ!
・ドレッシング…余っている分
・鶏むね肉…1枚
1)むね肉は、30分前に冷蔵庫から出して常温にしておきます。火が通りやすいようフォークで両面まんべんなく刺します。
2)レンジ加熱OKの耐熱ポリ袋に、鶏肉とドレッシングを入れて袋の上からよく揉みこみ、10分おきます。
3)袋の口を閉じずに、耐熱皿の上に袋ごとのせ、500Wのレンジで5分加熱。粗熱がとれるまでそのままでおきます。すぐに取り出すとパサパサになるので注意!
瓶に少し残ったブルーベリージャム。パンに塗ったりヨーグルトに入れるのもいいですが、今回は、さきほど作った蒸し鶏に合わせた、おいしいソースにして使い切ることにしました!
・ブルーベリージャム…残っている分
・醤油…大さじ3
・赤ワイン…大さじ2
・水…大さじ5
1)ジャムの瓶にワイン、醤油を入れて蓋をし、シェイク。
2)フライパンに瓶の中身を空け、鶏肉から出た煮汁もすべて合わせて、半分の量ぐらいになるまで煮詰めます。
3)鶏肉をカットし、ソースを上からかけたらできあがり♪
鶏肉は、斜めのそぎ切りにすると、より柔らかくいただけます。ブルーベリーソースは、もっと甘さを感じるかと思いきや、マイルドな甘さで美味。鶏の臭みも消え、より豪華な一品となりました!
下味付ける時間も含めておおよそ1時間で2品、豪華なディナーのできあがり。パンと一緒でもご飯にも合う!
いかがでしたか?冷蔵庫の整理にぴったりなうえ、材料もムダがなくエコ。簡単にできるので、味はどうかと心配でしたが、もともと完成された調味料を元にしていることもあり高レベルな2品となりました。
余っている調味料の活用として作りましたが、普段でもリピしたいおいしさです。みなさんも一度、ぜひ試してみてくださいね。
写真・文/龍タラ ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。