その言葉を単独で差し出されたら読める人はほとんどいないかも?という、読めないけど読めたら自慢できそうな“難読漢字”をクイズ形式で紹介していきます。
今回は、言葉自体を知らない人が多いかもしれないこちら。
「簡単簡単、『ながおし』でしょ?」と思いますよね?違うんです。
「長押し」だったら家電やスマホでおなじみですけど、この「長押」、もしかしたら毎日見ているかもしれないのに、その名前は知らないという、クラスの超目立たない子のような存在です。
ではヒントです。「長押」は家の中にあります。
障子やふすまなどを滑らせる溝がありますよね。これはなんというか、ご存知の方も多いでしょう。「鴨居=かもい」ですよね。
その上の部分を「長押」と言うのだそうです。
ハンガーでちょっと服をかけたりもできて便利なんですよね。
「ていうか、ヒントがなげーし!」なんて思った方、いまなんと?
言われてみれば聞いたことはありますよね。
現代でも、床の間があるような和室ではほぼ100%採用されているのではないでしょうか。
この「長押」、室町時代に始まった「書院造り」という武家屋敷の建築スタイルの流れということですが、ひょいっとものをかけられたり、壁のアクセントにもなることから、今は洋風の間取りの家でも採用されることが多いとか。
では次回をお楽しみに!
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まとめ/伊波裕子 ※暮らしニスタの過去の人気記事を再編集して配信しています。