漢字自体は簡単なのに、読めない言葉ってありますよね。今回は野菜に関する漢字を集めてみました。ちょっと難しい言葉も、正しい読み方を知るチャンスです。ぜひトライしてください。
桑の葉を食べる虫の「蚕(カイコ)」。この蚕の繭から、生糸を取ることができます。この虫の「蚕」の漢字に、「豆」を付けた「蚕豆」。
そのまま読んでカイコマメ…ではありません。
ヒントは「ソ」から食べ物の名前です。
正しい読み方を見てみましょう。
蚕豆の正しい読み方は「ソラマメ」。
マメ科ソラマメ属の、粒の大きな豆です。塩茹でにして食べると美味しいですよね。
ソラマメは、蚕豆とともに「空豆」とも書きます。食べるときに思い出してくださいね。
漢字の「糸」に「瓜」で、「糸瓜」。
この「瓜」を使った漢字はたくさんあります。
南瓜(カボチャ)、西瓜(スイカ)、胡瓜(キュウリ)など、読み方がちょっぴり難しいことも共通しています。
では、「糸瓜」はどう読むのでしょうか?
西瓜や南瓜などと同様、そのまま「イトウリ」とは読まないはずです。
ヒントは、夏。子どもの頃に観察日記をつけたことがある人も多いかもしれません。
では正解を見てみましょう。
糸瓜とは、ウリ科のつる性一年草。円筒形で長さが30〜60cmにもなる実をつけます。糸瓜は、入浴用のタワシとして使われていたり、化粧水として売られていたり、さまざまな用途で身近にあります。
西瓜や南瓜、胡瓜と一緒に、糸瓜(ヘチマ)も覚えておきましょう。
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息抜きついでに漢字や読み方を覚えられるこのクイズ。ぜひ来週もチェックしてみてください。
文/小林 樹 参考/デジタル大辞泉(小学館)