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お弁当の詰め方がランクUP!美味しそう&おしゃれに見えるコツとは?

  • 2022年3月19日
  • 暮らしニスタ

食べる人が蓋を開けたときにワクワクするようなおしゃれな見栄えのお弁当、作りたいですよね。味は同じでも、ちょっとした詰め方の工夫や、彩りに添える野菜や小物で、映えるお弁当にランクアップするコツ、知りたくないですか?

じょうずに詰められるお弁当箱のタイプや、美しく詰める極意など、お弁当作りがもっと楽しくなるテクニックをご紹介します。

お弁当の盛り付け、覚えておきたい基本のポイントとは?

お弁当、いくらきれいに詰められていても、基本のポイントが押さえられていなかったら残念なものに。食材が傷みにくく、最後の一口まで美味しく食べられる、お弁当基本の「き」をまずチェックしておきましょう。

①食材の水気はしっかり切る

食材の傷みの原因となる水気。作り置きおかずの煮物、春巻きの中身などの意外なところに含まれる汁気から、サラダなど野菜の水分まで、お弁当に水気は大敵と考えて、それぞれの食材に合った方法で、水気はしっかり切るよう注意しましょう。

また、オムライスやオムレツをお弁当にする場合も、卵にはしっかりと火を通したほうが無難です。

カレーなどは、ご飯なしで、カレーのみ専用の保温容器で持参すると良いでしょう。


②ごはん→主菜→サブおかず→すき間埋めおかずの順に盛る

詰める順番は、まずごはんから、という人が多いでしょう。次がメインおかず、最後にサブおかずの順番が理想です。

一つ目のポイントは、ごはんの盛り方です。おかずを詰める側へ向けて、ごはんを斜めに、下り坂に盛ります。

坂になった部分には、ラップやホイル等でなく、できれば大葉などを敷き、その上にメインになるおかずを斜めにのせていきます。見栄えが良いだけではなく、そのまま食べられるのもメリットですね。

残った部分に副菜を詰めて行き、最後に彩り用のプチトマトや大根で作った花びらなど、映えるアイテムをのせれば完成。

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③ごはんは斜めに盛るのがイマドキのお弁当スタイル

おしゃれなお弁当を作る人が必ずやっているのが、先にご紹介した「ごはんの斜め盛り」です。ごはんとおかずをまっすぐに仕切ったお弁当と比べてみるとよくわかります。

Aは昔ながらの垂直盛り。Bがいまどきのオシャ弁用の斜め盛りです。このあとどんなふうにおかずが詰められていくのでしょう。

上の写真Bの、ごはんが坂になっている部分に大葉を敷き、唐揚げと卵を詰めたところです。斜面に立てかけるように詰めてあるので立体感が出て美味しそう。

Bにサブおかずと、隙間埋めのプチトマトを詰めたところ。メインおかずの下にごはんの坂がある分、おかずの面が上がってたっぷり入っているように見える効果も!?

垂直に仕切ったAは、おかずを入れられるスペースが限られてしまい、唐揚げと卵焼きが1個ずつBより少なく… 見た目の効果もありますが、おかずをたくさん詰められるという点でもごはんは斜め盛りのほうが良さそうですね。

④彩りは重要!赤・黄・緑ときどき紫が救世主に

ハンバーグや生姜焼きなどお肉メインの茶色いお弁当も、美味しいんです。が、せっかく持っていくなら食欲をそそる彩り抜群のお弁当にしたいですよね。

そんなとき、赤、黄、緑の三色のおかずを詰めると自然に美しい仕上がりに。そして、もう一色、差し色で紫を入れるとさらにお弁当の格がアップしちゃうんです。

長方形の密閉容器にごはんとおいしそうなしょうが焼き。緑の葉物も添えてあるけれど、なんとなく寂しい雰囲気ですが…

紫キャベツのせん切りをどーんとのせて、万能ネギの小口切りを振っただけで、アジアンデリふうのお弁当に。紫効果って偉大です。このほかに漬物や、あれば紫色のさつまいもなどを使うという手もありますね。

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時間にゆとりがあれば、ごはんに色をつけて四角く仕切ったこんな方法もきれいです。オレンジは明太子、緑は青のりの色になっています。すでに完璧ですが、もう一色添えるとしたらひじきなどの黒いものでもよさそうですね。

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⑤市販のカップや葉物を上手に仕切りとして活用して

カップやワックスペーパーなどを使用したり、大葉やレタスなども“食べられる仕切り”として活用することで、お弁当にメリハリが。

新鮮なレタスを敷き詰めた上におかずやフルーツをのせ、ロールサンドは色紙で包んで詰めたカラフルなお弁当。旗のついたピックもポイントに。

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⑥ちょっとした飾りでお弁当が一気に華やかに!

あってもなくても味にはそれほど関係ないけれど、それがあるだけでお弁当が華やぐスパイス系、買っておくだけでOKなお弁当小物、そんな便利アイテムをご紹介します。

いつものゆで卵が、ピンクペッパーと刻みパセリでおしゃれに変身。

そのままだと茶色いおかずの鶏の照り焼きも、糸唐辛子で華やかに。

きれいな緑色のピックと、ミニミニスキレット。ちょっとした遊び心があって、彩りもグンと良くしてくれます。

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お弁当のタイプ別・盛り付けの実例をご紹介!

大人気!「曲げわっぱ」の詰め方アイデア

お弁当箱として大人気の曲げわっぱ。一度は使ってみたいアイテムですが、どうやったらじょうずに詰められるんでしょう。暮らしニスタのわっぱ達人の詰め方を見てみましょう。

楕円形の曲げわっぱにおいしそうなおかずがぎっしり。ごはんが見えているのはごく小さな部分ですが、ごはんの斜めテクが使われているようですね。赤、黄、緑の彩りもよく、本当に美味しそうです。

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深い曲げわっぱに、どうやって厚焼き卵を埋もれさせずに詰めるかという研究の結果、厚焼き卵の両端の部分をまず詰めて、上底形式にするというテクニックに到達。ごはんを紫色のお赤飯にしているのも、スーパー上級テクの色使いです。

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こちらは丸い形の曲げわっぱ。丸型はまた詰めるのが難しそうというイメージですが、小さなおかずを彩りよく隙間に詰めていくことで全体が安定し、おしゃれなお弁当に。ごはんが真っ白でなく、うっすらと色づくふりかけがかかっているのもきれいですね。

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「女子力高め&キュート」なお弁当の詰め方アイデア

女子中高生の辛口な感想にも負けない、キュートなお弁当、作ってみようじゃありませんか。幼稚園弁当のようなかわいさではなく、大人かわいい♡を追求するとこんなお弁当に…

これは…やってみたくなっちゃいますね。ポイントは、お弁当箱を横にして海苔のキャラクターを定位置に置いてごはんを敷き詰めること。お弁当箱を寝かせたまま作業するのがコツだそうです。

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大人っぽいけどキュートで、しかもおいしそう♪ 桜大根を桜型に抜いて、そぼろの上に散らしただけでなく、わさび菜でグリーンも添えて。彩りも味のバランス的にも完璧な、女子力高め弁当ですね。

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ハムでできたリボンにはんぺんのチーズアート。これは食べるよりも作る方が楽しいのではないかというレベル。かわいすぎて食べるのがもったいないくらいのキュート系弁当です。

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ハムとチーズのお花デコがキュートなお弁当。おかずはシンプルでも、しっかりとツボを押さえた詰め方で、おくらのグリーンを生かした映えるお弁当になっていますね。

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おかずがドーン!「のっけ弁」の詰め方アイデア

お弁当といえばごはんパートとおかずパートがあって、というのが基本でしたが、ごはんの真上におかずをドーンとのせ、でも丼じゃない、というのっけ弁も流行中。でものせるおかずはどんなものが良いのか、盛り付けはどうしたら?

そんなあなたに、暮らしニスタののっけ弁先輩のテクニックをご紹介します。

おいしそうな日の丸弁当に焼き鮭。定番のメニューですが、のっけ弁にすると映え感がアップ。ボリューム的に詰めにくい焼き魚は、のっけ弁にすると見た目もよく、詰めやすくなるのでおすすめのおかずです。

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焼きサバをメインに、その周りに彩りよくゆでた菜花や炒めた紫キャベツをのせて行きます。卵焼きを小さめのコロコロにしたのは、お弁当箱の高さのためでしょう。飾り切りの野菜ものせて、完璧です。

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赤と緑、2色のピーマンで、そのままのせれば彩り的にも合格!なチンジャオロースーと、目に鮮やかな、あえて焦げ目なしの黄色い卵焼き。絶妙な各おかずの占有面積のバランスで、トータルで映えるお弁当になりました。ロコモコや焼肉弁当などもこの詰め方でOKです。

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意外に難しい!二段弁当の詰め方アイデア

二段式のお弁当箱に詰める場合、上段はたいていおかずのみ、下段にごはんとなるでしょう。その場合、ごはんの段に色味がまったくないのでは味気ないものに。ごはんの段をどうするかで、お弁当全体の印象が変わってしまうので、おかずを詰め終わって気を抜かないよう、もうひと頑張りいたしましょう。

メインはエビフライですが、どこか和風味を感じるおしゃれなお弁当。きれいな一段めにうっとりしていると、その下にはさらにきれいなコスモスが2輪。二段弁当ですが、お楽しみは3倍にも4倍にもなりますね。

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二段式では定番のスリムなお弁当箱。ごはんの段で気を抜かない、が生きている、お手本のようなきれいなごはん段ですね。ふりかけだと時間がたって色がにじむ場合がありますが、ぶぶあられでは色にじみが少ないので、彩りとしておすすめです。

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おにぎりを二段弁当に詰める際に気をつけたいポイントは、ごはんと同じで、ただ真っ白や、海苔で巻いた真っ黒にしないこと。このように具を外側に出しておけば、見た目も賑やか、食べるときも中身がなんなのか一目でわかり、選びやすいですね。

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サンドイッチ&ホットドッグのお弁当の詰め方アイデア

毎日サンドイッチという人以外は、サンドイッチ用のお弁当箱を持っていないかもしれませんが、自分が使うパンがピタッと入る、サンドイッチやホットドッグ用のお弁当箱を用意しておくと、きれいに詰められるようになります。

カフェふうの雰囲気を出してくれて仕切りがわりにもなるワックスペーパーなど、サンドイッチ用の小道具は便利。黄色を少し多めに入れると、明るく目を引く仕上がりになりますが、落ち着いたカフェ風サンドを目指すなら、色を引き算して大人色に。

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バゲット半分に野菜やチーズ、ペッパーハム、トマトなどをはさんだバゲットサンド弁当。ワックスペーパーと麻紐で仕上げて100均の木箱に入れれば、デリから届いたばかりのようなおしゃれなランチに♡

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ホットドッグをお弁当に。そんな日は、すでにホットドッグがスペシャル感満載なので、ランチボックスもいつもと違った細長い空き缶などを使って。副菜には焼きもろこしやフライドポテトなど、手づかみででも食べられるものがおすすめです。

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みんなで楽しく♪運動会&ピクニック弁当の詰め方アイデア

子どもが楽しみにしている運動会やピクニックのお弁当。大人数のお弁当の詰め方もまた難しいものですが、ちょっとしたコツをつかめば色々なお出かけに応用できる、大人数弁当の達人になれるはず…

重箱に詰める大量のおかず&おむすび。おかずは紙コップで仕切って入れるもの、ランダムに入れるものとアイテムによって詰め方を変えてあります。

ころころ転がる姿がかわいいこむすびおにぎりは、スペースの中を自由に泳がせて楽しく♪ つくねやミートボール、ミニトマト、うずらの卵などのころころしたものはようじにさして、中で動かないようにしておきましょう。

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大量のおにぎりを詰める運動会朝。ただでさえ時間がないのに、どうしよう!というとき、巻き簾で作るおむすびが簡単で詰めやすく最高です。ラップで巻く際に焼き肉をはさめば肉巻きおにぎりも簡単に作れますね。

重箱のサイズに合わせて、事前に一度、おにぎりの大きさを決めておくと、当日はさらに時短で美しく詰められます。

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運動会やピクニックの大皿的詰め合わせ弁当で、ふと気づくと子供が苦手なものを食べていない!という現象ありますよね。そんな偏食防止にも、1人分ずつウインナーや野菜など、おかずを使い捨てのカップに盛って持参するのもいいですね。そうめんなどを持って行きたいときにも活躍するアイデアです。

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詰め方のコツをマスターして、お弁当をランクアップして

毎日のお弁当作りは大変ですが、食べる人の喜ぶ顔を想像すると続けられる!? なんて、そんな前向きな気持ちになれないときもありますね。でもそんなときこそこんなお弁当テクニックが生きてくるというもの。

彩りの良い食材を常備して、基本の詰め方を駆使すれば、そこそこ見栄えの良いお弁当を作ることができるはず。最初から完璧を目指さずに、ラクな気持ちで詰めて行きましょう!

まとめ/伊波裕子

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