解決策が真逆だった?!固まった「塩」と「砂糖」をサラサラにする方法♪

  • 2021年8月18日
  • 暮らしニスタ

こんにちは。家事コツ研究員のAikoです。

料理に欠かせない「塩」と「砂糖」、いつの間にか固まっていることはありませんか?硬くなっているとお料理にも使いにくいですよね。

「そもそも、塩と砂糖はなぜ固まるんだろう?」と疑問に思って調べてみると…原因がまさかの真逆でした!

今回は当たり前過ぎて意外と知らない、塩と砂糖の固まる原因、固まったときの解決方法、保管方法をご紹介します。

固まる原因は「塩=湿気」「砂糖=乾燥」

塩と砂糖、固まる原因はそれぞれの性質が関係しています。

「湿気」で固まる塩

塩は1粒1粒が結晶になった状態です。その塩が、空気中の水分(湿気)を吸うことで表面が溶け、粒同士がくっついて固まります。

「乾燥」で固まる砂糖

一般的に料理で使われる白砂糖(上白糖)は、結晶の表面に「転化糖液」というものがコーティングされています。そのため、サラサラした「グラニュー糖」に比べて、白砂糖はしっとりした感触です。しかし、乾燥が進んでいくと「転化糖」が結晶化してしまい固まってしまうのです。

固まった塩は「電子レンジ」でサラサラに

わが家の調味料入れを見てみると、石ころみたいに硬い固まりが3つもありました。本当に、サラサラに戻るのか実践です!

まずは、耐熱皿に塩を移します。できるだけ平らになるように、皿に広げます。

次に、その皿を電子レンジの中に入れ、600Wで2~3分ほど加熱します。水分を飛ばすことが目的なので、ラップはしません。

そのまま少し置いて粗熱を採ったら、ポリ袋やジッパー付きの保存容器に塩を入れて固まり部分をつぶしながらもめばサラサラに♪

固まった砂糖は「キッチンペーパー」でサラサラに

固まった砂糖は「キッチンペーパー」を使ってサラサラにします。

水で濡らしたキッチンペーパーを軽く絞り、四つ折りに折りたたみ、保存容器の上にかぶせます。

濡らしたキッチンペーパーを保存容器のフタで挟むように閉じたら、約1時間ほど放置します。終わったら、キッチンペーパーは外します。

こうすることで、砂糖に程よく水分が含まれ、固まった砂糖がほぐれてサラサラになります。

塩と砂糖を上手に保管するコツ

塩をサラサラにキープするには、水分を吸収するマカロニなどの「ショートパスタ」や「珪藻土のスプーン」を入れておくといいそうです。わが家はショートパスタの代わりに、家にあった普通の長いパスタをポキポキと短く折って入れています。

砂糖は常温での保存がおすすめです。冷蔵庫は温度と湿度が低く乾燥しやすいので、砂糖の保管にはあまり向いていません。

湿気の調節をしてくれる「素焼きの容器」は、塩にも砂糖にも効果があります。どちらも、直射日光と高温多湿を避けた場所で保管してください。

まとめ

固まる条件が「塩は湿気」と「砂糖は乾燥」と真逆なので、両方同時に固まることは少ないかもしれません。わが家は、塩は固まっていましたが、砂糖はあまり固まっていませんでした。

今回ご紹介した塩と砂糖をサラサラにする方法はとっても簡単なので、ぜひ試してみてくださいね♪

文・写真/Aiko

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