こんにちは。家事コツ研究室のHです。
どこのおうちにも必ずある「輪ゴム」。実は日常のあらゆるシーンでのお悩みを解決してくれる、とっても便利なアイテムなのはご存じでしたか?
モノを束ねたり、袋を閉じたりするだけじゃありません。
目からウロコの輪ゴム活用法を色々試してみたので、ぜひご覧ください♪
ステンレス製キッチンのH家は、調理の時にまな板が滑るのが悩みの種。滑り止めつきのまな板を買おうかな…と思っていたときに見つけたのがこの方法です。
輪ゴムを両端につけると、即席滑り止めのできあがり!
あんなに滑りやすかったまな板が、輪ゴムをつけたとたんにピタ。固いものを切る時に力を入れても動かないので安心です♪
滑りやすい薄型のまな板もしっかり固定されました◎
ネギやニラなど、バラバラになりやすい野菜は、切るたびにそろえたり、まとめ直したりとちょっと大変…。そんな時も輪ゴムの出番です♪
輪ゴムで束ねておけば、ネギの小口切りもラクラク。いつもよりキレイにカットできました~!
調理中に意外と困るのが、卵の置き場所。そのまま置いておくと転がるし、わざわざお皿やボウルを出して洗い物を増やしたくない…!
そんな時は、輪ゴムの上に卵をポン。輪ゴムの滑り止め効果で、卵が転がるのを防げます。
掃除機では吸いきれない絨毯やカーペットのホコリや髪の毛。輪ゴムとラップの芯があれば、きれいに掃除することができますよ。
ラップの芯に輪ゴムを何個か巻き付け、カーペットの上をなでるようにすべらせます。
ゴミをかき出すようにカーペットの上をなでれば…。ホコリや髪の毛がこんなに!
掃除のしにくい襖や障子の下の隙間も、輪ゴムを使えば簡単にできちゃいます♪
輪ゴムを襖や障子の下に挟み、何度か開け閉めを繰り返します。
こんな感じで隙間のゴミをからめとることができました!掃除後の輪ゴムは少し黒ずんでいたので、汚れも吸着してくれたようです◎
コロナの影響で使用する機会が多くなった衛生用品。「ワンプッシュの量、ちょっと多いな…」と思った経験はありませんか?毎日頻繁に使用するものなので、できれば使いすぎは避けたいですよね。
ポンプに輪ゴムを巻き付ければ、出し過ぎ防止に。シャンプーやボディーソープなどにも使える技ですよ~♪
浴室に置いておくと、固形石鹸が溶けて長持ちしない…。そんなお悩みにも輪ゴムです♪
石鹸が溶ける主な原因は、石鹸置きに溜まった水。輪ゴムを石鹸置きにつけておくと、石鹸と容器が触れる面積が少なくなり、水はけがよくなります。結果、石鹸が長持ち♪
大切な洋服、ハンガーからずり落ちてしまっていることはありませんか?
輪ゴムを使えば、クリーニン屋さんでもらったハンガーも、服が落ちない優秀なハンガーに変身するんです。
ずり落ちやすいツルンとした素材のブラウスも、輪ゴムの滑り止め効果でピタ♪
調理に掃除に節約に…。こんなに輪ゴムが活躍してくれるアイテムだったとは、意外でした。
今まで輪ゴムの優秀さに気付けなかったなんて…!
今後は輪ゴムをフル活用していきたいと思います。
撮影・文/杉野 花