こんにちは。
家事コツ研究室のHです。
大掃除の時期がやってきました~!
せっかくなら、普段手の行き届いていない部分まで掃除をして、気持ちよく新年を迎えたいですよね。
今回は、汚れているな~とずっと気になりつつも放置していた、電子レンジや冷蔵庫のパッキンをキレイにしたいと思い、掃除方法をリサーチ。
できるだけラクに掃除できるズボラー向きの方法……ありました!
見つけたのは、「布巻スプーン」を使ってラクにパッキンを掃除する方法。
大人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で家事監修を務めた家事代行サービス「ベアーズ」副社長、高橋ゆきさんの著書『ズボラさんでも暮らしが整う 楽ラク家事』で紹介されていたお掃除テクを試してみたいと思います!
<材料>
・スプーン…1本
・古Tシャツなどの布…10cm四方程度のもの1枚
必要なものはたった2つだけ。
家にあるものですぐに作れます。
今回はスプーンが大きかったので、布も大きめにカットしました。
<作り方>
こんな感じで、適当にスプーンに布をくるっと巻きつければ~
布巻きスプーンの完成!使いやすいように、輪ゴムで固定しました。
早速掃除していきます
まずは、冷蔵庫のゴムパッキンからキレイにしていきます。
使用するのは、消毒用アルコール。
冷蔵庫には、液だれのベタベタや、キムチなどのにおいうつり、手アカなどのさまざまな汚れが付着。
消臭・除菌効果のあるエタノールは、そんなさまざまな汚れにマルチに効果を発揮してくれるんだそう。
早速掃除スタート。
消毒用エタノールを布まきスプーンにしみこませます。
こちらが掃除前のゴムパッキン。
一見あまり汚れていないように見えますが…
エタノールを染み込ませたスプーンを、パッキンの隙間にスライドさせれば…
想像以上に汚れがとれました!
この汚れはカビの原因にもなるんだとか。
定期的に掃除した方がよさそうです。
お掃除完了。
パッキンの隙間がすっきりキレイになりました。
消毒用エタノールなので、二度拭きいらずなのもうれしいポイント。
除菌効果もあるので、カビ予防にもなります。
次は電子レンジのゴムパッキンをお掃除していきます。
油汚れの多い電子レンジには、重曹ペーストを使います。
重曹ペーストの作り方は簡単。
重曹に少しずつ水を混ぜ、歯磨き粉くらいのかたさにするだけ。
水のかわりに食器用洗剤を入れると、洗浄力がさらにパワーアップするんだそうですよ。
今回掃除するのはこちら!
パッキンの隙間に油汚れがべっとり。
乾燥して、ガチガチに固まってしまっています。
まずは布まきスプーンに重曹ペーストをつけて…
やさしくこすります。
力を入れなくても、スルスルっと汚れがとれていきます。
素材を傷つけることなくキレイにできるのはうれしい!
布巻きスプーンの先が汚れで真っ黒に。
こんなに汚れていたなんて驚きです…。
最後に、落とした汚れや重曹ペーストを固く絞った濡れふきん等でふきあげれば、お掃除完了です~!
ピカーン!
まるで新品のような仕上がりです。
すっきり汚れが落ちて感動!
パッキン部分以外にも、こんなデコボコした部分や、
掃除のしづらかったレンジの四隅を掃除するのにも布スプーンは、大活躍!
あちこちこすって、油汚れがキレイさっぱりなくなったので、気になっていた電子レンジ内の油っぽいにおいもなくなりました~!
ゴムパッキンをキレイにすると、冷蔵庫や電子レンジがすっきりさわやかになりました!
デコボコしていたり隙間が細かったりして、なかなかキレイにしづらい部分でも、布スプーンを使えば、想像以上にラクに汚れを落とすことができましたよ。
今年の大掃除で、ぜひためしてみてください~!
参考/『ズボラさんでも暮らしが整う楽ラク家事』(主婦の友社)
取材・文/杉野 花