ハオルチアという植物は、観葉植物として人気を博している品種の一つです。
エキゾチックな姿形など、沢山魅力のある植物ですが、今回はそんなハオルチアを様々な視点で見ていき、その魅力に迫っていきたいと思います。
ハオルチアとは多肉植物の一種で、アフリカ南部で自生する植物です。
ハオルチアの品種は沢山ありますが、大きく2つ硬葉系と軟葉系に分類することができます。
硬葉系のハオルチアは、葉が細く長く伸びるのが特徴的で、硬い葉を持ちます。
一方で軟葉系は、太くて短い葉を持ち、葉が透き通っているのが特徴です。
このように同じハオルチアでも品種によって対照的で異なっています。
ハオルチアは、バリエーションに富んだ品種ですが、現在でも交配種が進んでおり品種は約500種類あると言われています。
その中でも人気のある品種を3つ紹介します。
まずは、軟葉類からオブツーサ。
このオブツーサは、特に人気のある品種で透明で丸みを帯びた葉に癒やされます。
次に同じく軟葉類からレツーサ。
レツーサもオブツーサと似ていますが、葉先が尖っているのが特徴で瑞々しい葉が魅力的です。
最後に硬葉類から十二の巻。
この十二の巻は細くて長く伸びる葉にゼブラ柄のような縞模様が付いています。
ハオルチアを育てる際に注意する点が2つあります。
まずは、明るい日陰で育てることです。
ハオルチアは本来岩陰などで育つため、直射日光や湿気の高い環境は好ましくありません。
次に、水やりを少なめにすることです。
多肉植物は葉に水を保持する特徴がありますので、土の乾燥と植物の状態をチェックしながら水やりをしましょう。
観葉植物の中でも一際存在感のあるハオルチアについて紹介しました。
その特徴的な形からファンも多い観葉植物の一つのハオルチアを是非、育ててみてはいかがでしょうか。
※トップ画像はPhoto by reiさん@GreenSnap