別名トラノオと呼ばれるサンセベリアはリュウゼツラン科の植物です。
虎のような縦縞模様の葉が特徴的で乾燥に強く人気があります。
しかし初心者が育てると枯らしてしまいやすい植物でもあり、特に水やりにはコツが要ります。
今回はそのコツをご教授します。
サンセベリアは日光を好む植物です。
特に5月から9月にかけては屋外の日の当たる場所に置きましょう。
夏の直射日光や西日は葉が焼ける可能性があるので注意して下さい。
冬は室内に入れましょう。
本来なら10℃以下の環境で自生しない寒さが苦手な植物です。
秋から十分に注意しましょう。
サンセベリアは乾燥に強い植物なので基本的には土が乾いてからしっかりと水をあげて下さい。
鉢底から水が出てくるまであげましょう。受け皿の水を毎回捨てるのがコツです。
そして注意が必要なのが秋と冬。10月からは水やりを控えて下さい。
冬はほぼ完全に水を断って休眠状態にします。
水をあげなくて大丈夫?と不安になって水をたっぷりと与えるとあっさりと枯れてしまいます。
温室のような温度が15℃以上で安定している環境なら、1ヶ月に1回程度与えても構いません。
冬は置き場所にも気を遣いましょう。
窓辺に置いてしまうと寒暖差で枯れてしまいます。
また、エアコンや暖房の風に当てるのもやめて下さい。
気温が上がる時期に肥料と水を一緒に与えると元気に育ちます。
育ちすぎて葉が伸びすぎることもあるので加減に気を付けて下さい。
くれぐれも、秋や冬に肥料を与えないようにして下さい。
模様がオシャレで乾燥にも強いサンセベリアの水やりのコツなどを紹介しました。
夏は土が乾いたらしっかりと水をあげ、冬は完全に休眠させるのがコツです。
寒さに弱いので冬の置き場所も気を付けてあげて下さいね。
※トップ画像はPhoto by sskさん@GreenSnap